夏日和、熊本城再訪

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『宮崎の山中に熊谷草の自生地を訪ねる』が今回のブログのタイトルの筈であったが、口蹄疫病の影響で九州は戒厳令状態。江戸時代の関所とまでは行かないが主要幹線(感染)道路沿いに防疫警戒線が敷かれ、通過車両は石灰の上を通り消毒液を頭から被らせて頂くとのことであった。東京から出て来た小生ではあるが、能天気な花見登山は取り止めにし、大人しく熊本城、水前寺公園周辺の散策に変更した。九州各地の牧畜業者にとっては死活問題であり、1日も早い撲滅と影響の終息を祈らずにはいられない。
前置きが長くなったが、毎年訪れる熊本でありながら、水前寺公園、熊本城訪問は15年ぶリ。水前寺公園では肥後菖蒲が咲き誇り、池の鯉が優雅に泳いでいたが幾分湧水の量が少ない様にも思えた。熊本城は大改修が施されビックリ。訪門者が殆ど無く、静かな宇土櫓が好きであったが、こちらにも人の波。これには少々失望。又、多くの櫓がここ10年間に復旧され往年の威容と豪華絢爛さを誇り熊本の観光シンボルとしては申し分無いものに出来あがっていた。
城に隣接する西丸公園に、股旅姿に箒を担いだインラインスケーター・旅烏の酎太郎さんの姿を捜したが、当然のように見当たらなかった。既に70歳を過ぎている筈。でも何だかラジカセの音楽に合わせて滑っている酎太郎さんが現れるような期待を抱いた散策であった。