青い蕾の山椒薔薇、残念!丹沢・不老山

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

5月25日、山椒薔薇を見る為に丹沢・不老山出かけたが、残念ながらピンクの可憐な花は見当たらず、青い蕾が硬く付いているだけであった。今年は桜の開花が遅れたが、山椒薔薇も2週間位早かった様だ。残念!
 ●場 所:丹沢・不老山
 ●時 期:平成22年5月25日(火)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:山市場 0900、番ケ平 1040-1055、不老山 1120-1135、
     世附峠 1155-1220、浅瀬 1310、東川橋Ⓟ 1345
今回のコースは丹沢湖下流、東面の山市場から登り、北側の浅瀬へ下り、丹沢湖を通って戻る周回コース。浅瀬から登山口まで車道歩きとなる為、山ノ神を登山口で下した後、丹沢湖畔の駐車場まで行き残置、自転車で登山口へ戻った。所要時間20分強。戻るとバスで到着した団体が出発する所であった。登山道は青い立派な吊橋を渡り対岸に向かい、丹沢湖からの水が勢いよく流れる。登り始めは急な植林帯の道。自然林になり、小沢を横切ってからも急な登りが続く。山腹を左に巻くようになると稜線に出、林道が横断する番ケ平に到着した。ここにはベンチも置かれ、絶好の休憩場所。大きな山椒の木?が傍らにあるが、これがお目当ての山椒薔薇。見事!に期待を裏切り真っ青!な蕾である。途中で前後した御夫妻と残念な雑談の後、先行。当初の登りは急であったが、鹿柵沿いの緩い尾根道になり、30分足らずで不老山頂上に到着した。ここの薔薇も当然蕾である。今日は2つの低気圧通過の小さな峰である為、天気が不安定。明日の荒天を予期させる兆しが出始めた為、永居は止めて即下山。世附峠まで来ると『樹下の二人、眺望良好、7分』の看板。看板に偽りありと云われ騙される心算で出かけたが、結構お薦めの良い場所であった。山椒薔薇も多く、開花のタイミングと邪魔な靄が無ければ最高の場所である。我々には、不老山が初めて見えた事が道草の成果であった。峠に戻ると休まず北に向かい植林帯を下る。良く間伐され整備された杉林であり、感心しながら歩く。新緑の広葉樹林に入ると2つの沢音が聞こえて来た。1つは近くを流れる小沢の軽やかな音、もう1つは世附川本流の低く力強い音、本流が近い。本流には古い吊橋が懸かっていた。日高の腰までの渡渉を思い出しつつ有り難く通過。浅瀬集落を過ぎ、春先は三椏で賑わったミツバ岳登山口を過ぎると駐車場はもうすぐだ。帰り際、自転車回収の為、山市場登山口に寄ると猿が数匹屯している。これは、自転車争奪をめぐる壮絶なバトルが起こるかと危惧したが、平和裏に返還交渉が成立し、無事に帰宅の途に就いた。(残念なが貴重な返還交渉の写真は50年間秘密である)