春の甲州・茅ケ岳

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深田久弥氏が亡くなった地・茅が岳に命日の前日に出かけた。今回は深田公園のある大明神コースでは無く、旧明野村(現北杜市)ふれあいの里から金ケ岳に登り茅ケ岳から千本桜公園経由でふれあいの里へ戻る周回コース。久しぶりの甲州路である為、気合いを入れて5時に起き6時出発とした。
 ●場 所:甲州・茅ケ岳
 ●時 期:平成22年3月20日(土)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:ふれあいの里0905、1.6km標識0950-1000、1600m地点1030-1045
      金ケ岳1125-1140、茅ケ岳1230-1250、千本桜公園1425-1440、
      ふれあいの里1530
都内の道路は順調であったが中央道は混み渋滞16キロ。それでも9時前に登山口へ到着、車が1台停まっていた。歩き出しはキャンプ場の外周道路、立派な林道を横断すると登山道らしくなり、金ケ岳へ尾根をまっしぐら。100m置きに里程標識があり極めて明瞭であるが、地元猟友会製が若干気にかかる。大きな石がある2か所で小休止、危険表示された崩落個所を通過すると金ケ岳は間近。空は霞がかっていたが八ヶ岳、南ア北部が良く見渡せる。心配した雪は北斜面に少し残るだけでアイゼンはザックの重しに落ち着いている。着いた頂上は北峰。茅ケ岳の最高点1764mであるが三角点は無く独立標高点である。南峰の先で観音峠からの道が合流する。茅ケ岳との間の鞍部までは150mの下り。東側の展望が開け、遠く金峰山、小川山を眺め、曲ケ岳、立岡山は目の下にある。石門を潜ると最低鞍部に到着。ここからは北面で残雪が出てきたがアイゼンを付ける必要は無かった。到着した茅ケ岳頂上は人で賑わっていた。展望は良好。春霞で富士山がはっきり見えないのが残念。多くの人は富士が見えている事すら判らなかったようで、富士山が見えていると云ったら一斉に眺めていた。茅ケ岳で中休止の後、尾根コースを進むと直ぐに千本桜分岐になり、再び静寂の世界。荒れてはいるが尾根を只管忠実に下る。時々深い落葉のラッセルや倒木潜りがあったが千本桜公園に到着。桜は未だ蕾を確りと閉じているが開花時期には人が訪れるのだろうか?と疑うくらい静かな所だ。熊出没注意の看板も沢山ある。(コースの里程標識が猟友会製であったのはこの為だったのかと変に納得)公園からは林道を使ってふれあいの森へ戻るが、持参した地形図には記載が無く感を頼りの世界。道端の可憐な菫や黄色の樹花(山茱萸?)に励まされ?朝の登山口へ無事戻った。帰りは入浴もせず中央道に直行したが八王子から先が大渋滞、八王子から一般道に入り延4時間40分懸かって帰宅。歩きより運転がきつかった。