冬に逆戻り、奥武蔵・二子山

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 秩父横瀬町芦ヶ久保の谷間に坐禅草が咲くと聞き、未だ登っていない二子山登山と掛け併せて出かけた。予定コースは山伏峠北・自然の家付近に駐車、武川岳~二子山と周回し松枝集落へ下り坐禅草を鑑賞するものである。春山ハイキング+花見の心算で出かけたが、2日前夜のミゾレが秩父では大雪であったらしく、坐禅草があるはずの谷地は大雪の中。山伏峠への道は除雪した雪が路肩に硬く固まり駐車を憚るような状況であった。そこで急遽、芦ヶ久保駅に出発点を変更、二子山だけの雪山小登山となった。
 ●場 所:奥武蔵・二子山
 ●時 期:平成22年3月12日(金)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:芦ヶ久保駅1020、稜線1120-1130、雌岳1210、雄岳1220-1225、
      雌岳1235-1255、芦ヶ久保駅1400
 予定外の行動となった為、まずは駅に行き、登山経路を確認。鉄道の下を潜る小トンネルから登山道が始まった。積雪は約10cm超。トレースに導かれ小尾根を越えると沢沿いの道。水場を過ぎる辺りから雪は深くなり約30cm。谷沿いの道から尾根に上がった所で小休止。暫く登ると鞍部に着き、ここからは急な登り。登り終えた所が雌岳だった。雄岳へはここから約10分。展望の無い雌岳に比べ雄岳からは武甲山秩父市街が良く見渡せた。山ノ神は雌岳で終了にした為、この展望は見られず終い。雌岳に戻って昼食。ここから芦ヶ久保駅西に尾根道が下りているが、誰も降りていない。自分たちのトレースをつける誘惑にも駆られたが、元々予定外のコース。今回は自重した。決めてしまえば早いもの、念の為アイゼンを装着し往路を一目散。登るときは先行者の足跡であったトレースが帰りには雪道らしくなってきた。尾根から谷に道が移り沢を丸木橋で渡ると鉄道の音が聞こえ、芦ヶ久保駅は直ぐ先であった。
(往復6時間近くかけて二子山だけを登ったが、また何時の日か、坐禅草の頃に計画案で再訪したいものだ)