雨の戸隠山

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 高所恐怖症の山ノ神が行かない今回の山歩きは、蟻の戸渡りで有名な戸隠山とした。奥社から戸隠に登り、一不動からキャンプ場経由、奥社入口の予定であったが・・・

 ●場 所:頸城・戸隠山
 ●時 期:平成21年8月7日(金)
 ●同行者:単独
 ●時 程:奥社入口1010、奥社1050、戸隠山頂1250-1310、奥社1405、
      奥社入口1435

 朝の天気予報では飯山地方に大雨洪水注意報発令。取り敢えず出かけることにし、茅野の小屋を0730出発。長野付近通過時は近くの山が見えていた。しかし、こちらの雨も相当酷かったようで、戸隠神社までの道は土砂流出が到る所で見られた。到着した奥社入口の天気は、霧雨状態。雨着を着たり脱いだりしながら奥社に詣で参拝。裏手の登山口に回るとパトロールのテントが!中の小父さんから登山路の崩壊等で今日は入山を控えてもらいたいとの事。(でも登山は自己責任ですからと意外と話が判りそう)取り敢えず崩壊箇所まで行き、そこで判断すると約束しし、一不動は諦め、山頂往復とした。まず崩壊現場と云われる百閒長屋まで登った。(添付写真で百軒・・と記述したのは百間の誤りでした)現場では約5m程の区間が崩れていたが、既に止まっており素早く抜ければ問題ないと判断し、登山を続行した。雨は小降りであるが、草木が濡れているため、ほぼずぶ濡れ状態。表妙義の鷹戻しを小さくしたような鎖場の先から蟻の戸渡りが始まったが、さすがに狭い。岩は濡れているが以外に滑らない。風も弱い為、戸渡り平均台に挑戦。左右両側の谷を同時に撮ろうとしたが、出来たのは最後の最狭部だけであった。(狭いとは云っても目の高さでの撮影では左右同時撮影は難しかった)到着した戸隠山頂は標識があるだけの狭い頂き、誰も来ない山頂で2回目の昼食にしたが、雨が強くなったため急遽下山。帰路の戸渡りは北側の巻き道を使った(結構しっかりしている)。樹林帯に入ってからは傘を出して雨を避けたが既にビショビショ。下山報告をしようと立ち寄ったテントは確りと閉められていた。雨の参道であったが観光客がいたため、猫バスを待つトトロの様な写真を撮ってもらい、無事の下山となった。今回は予定とは異なったが、戸隠の一端に触れ、山ノ神を連れて来る時の参考になった登山であると総括したい。