甲斐駒ケ岳(2)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

(続き)2日目・5月10日は0350起床。外気温度2℃、晴れ。0400から朝食。朝食も暖かく美味しい。小屋の前で記念写真を撮って0500出発。昨日歩いている所為か、仙水峠への道は歩き易かった。峠の少し上からアイゼンを装着。駒津峰への急な登りは凍結した樹林の中の道と雪の斜面が交互に現れ、時々雪を踏みぬき足が嵌り込む。思ったより苦戦が続いたが、アサヨ峰、仙丈岳北岳と登るにつれ現れる峰々に元気をもらう。駒ケ岳も圧倒的な迫力で迫りファイトが湧く。駒津峰には計画より若干早く到着。少し先で鋸岳からの単独縦走者に出会ったが、雪が深く思ったより時間が掛ったとのことであった。安全ベルトを着けたが、準備した補助ロープは今のところ必要無し。巻道は雪崩と滑落の危険があるため直登コースを選拓。分岐点のすぐ先でF先輩、K君が諦めたので、1人で登る。先ほどの縦走者のトレースを参考に、安全そうな斜面を只管登ると、ひょっこり山頂に飛び出した。誰もいない山頂、素晴らしい景色に感激をしながら、写真を4枚撮るとバッテリーアウト。予期していたため予備に切り替えると、何と未充電。ここで私の写真は終了になった。山頂では10分の滞在で即下山、2人が待つ駒津峰へ。上部では疲れを感じなかったが六方石からの小さなコブのアップダウンが応えた。駒津峰では3人揃って昼食。暖かい味噌汁が腸に滲みる。ここからは下るだけであったが、トレースが殆ど消えており、緩んだ雪にあちこちで嵌り大騒ぎ。やっとの思いで1420に北沢峠に降りついた。後は1615歌宿発の最終バスに間に合わせるだけ。小休止の後、林道を歩いたが、万一の場合、バスに待ってもらおうと先行。必死に歩きバス出発の25分前に到着、運転手にお願いしたが、幸い出発5分前までに全員到着。無事下山となった。帰路、高遠さくらの湯に立ち寄り、山の汗と垢を落とし家路についた。