初冬の浅間隠山、藪漕ぎ体験

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 ●場 所:西上州・浅間隠山
 ●日 時:平成20年12月13日(土)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:登山口0940、浅間隠山頂上1045-1125、分岐点1200、
   独標1528m1230-1245、駒髪山1320-1330、二度上峠1340、登山口1350

 東京出発、0630。関越道での事故渋滞にも拘らず、0930に登山口先の駐車場に到着。気温は1℃であるが、風が無いため寒さは感じない。アイゼンは持ったがスパッツ、パーカーは車内に残し出発。山頂部は雲に覆われているが西側は明るくなっている。歩き出して15分くらいで分岐点に到着。ここからは主稜線沿いで、山頂も樹間越に見る。雪はあるもののアイゼンを使うまでも無く1時間5分で山頂に到着した。南北に連なる主稜線は天気の分かれ目、東側は雲の中でも、西側は快晴。遠く北アルプス妙高が見渡せる。但し、目の前の浅間山頂上は流れ雲が意地悪をして姿を現さない。暫く待ったが諦め、下ることにした。主稜線の分岐までは30分強。ここで二度上峠に向かう道を探すが、道が見当たらない。20cm位の雪と疎らな熊笹の斜面を真っ直ぐ登ることにした。鹿の足跡が着いた斜面も、次第に急で藪が深くなり、鈴をつけて前進。後ろの浅間隠山頂が絶好の方向指示器となっている。山ノ神にとっては初めての藪漕ぎ体験。標高差100m足らずであったが約30分掛けて独標1528mの東肩、すっきりした雪の斜面に到着した。ここから標高差100mを下がって、上がったところが駒髪山であるが、踏跡が全く無い。丁度雲の通り道になっていたようで、目の前の駒髪山も全く見えない。久しぶりにコンパスと地図を頼りに下ることとなった。踏跡は無かったが歩けるところをズンズン下り、最低鞍部まで到着すると踏跡らしきものが低い笹の中に走っていた。幸いに藪ではなく、途中から雪の斜面となったが、快適に駒髪山に到着。山頂で一服した後、しっかりした道を二度上峠まで下り、峠からは車道経由で登山口に戻った。浅間隠山だけであれば2時間弱のハイキングであったが、思わぬ藪漕ぎ歩きが入り、今回も楽しい1日となった。