幸せの花

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友人の結婚式から帰った息子が記念品として小さな壜に入った種を持ってきた。女房が水をやり、暫くすると芽が出、その芽には新婚の2人からの感謝のメッセージが浮き上がって来た。不思議に思うとともに、面白くて息子に伝えた。この小さな引き出物は、これで使命が終わったのかもしれないが、折角なので、小さなポッドに移し替えた。スクスクと育ち、ジャックと豆の木みたいに天まで届きそうな勢いであったが、台風の翌朝、見事にひっくり返っていた。これで終わりかと思ったが、元に戻すと再び元気になり、紫の可愛い花をつけた。写真に収めようと思いつつ、チャンスを失い最後の花芽が咲いた時、やっと写真を撮ることが出来た。先に咲いた花は既に小さな実になっていた。いやなことが続く今日この頃であるが、逞しく可憐に花を付ける豆の木を見ていると、何と無く癒されるのである。