大菩薩・牛奥雁ケ腹摺山

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 ●日 時:平成20年10月4日(土)
 ●場 所:大菩薩・牛奥雁ケ腹摺山
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:駐車場0945、湯ノ沢峠1015、黒岳1130、川胡桃ノ頭1200-1250、
    牛奥雁ケ腹摺山1320-1340、黒岳1435、湯ノ沢峠1525、駐車場1555

大菩薩には3つの雁ケ腹摺山がある。牛奥雁ケ腹摺山は40年前に小金沢連嶺の縦走をした時に通過しているが、全く記憶に残っていない。我が家の山ノ神と関東の低山を歩いているが、この牛奥は3つ目の雁ケ腹摺になる。かっては木馬道を3時間半かけて登った湯ノ沢峠も車道が通っている。複雑な気持ちで峠に(車で)向かったが、日川林道分岐から先は道の荒廃が酷く進入禁止。林道を30分歩いて、非難小屋と手洗いのある湯ノ沢峠に到着した。黒岳への登りはかやとの斜面と思っていたが、笹薮、樹林帯と複雑な様相であった。紅葉はまだであるが、砂地に松虫草や薊が色を添えていた。黒岳直前の楓の森は見事であったが、紅葉には少し早すぎた。足元に咲き乱れるトリカブトの鮮やかな紫が印象的。黒岳山頂は眺望が無く、写真を撮っただけで通過。この辺は倒木が多く、かっての奥秩父南アルプスを髣髴させる。杉苔の中に鮮やかな黄色の茸が顔を覗かせていた。途中の川胡桃ノ頭は明るいピーク。我が家の昼食としては異例の、50分休みを取った。天候は曇り気味で今一であるが、ここから賽の河原へ下り、一登りで今回の目的地・牛奥雁ケ腹摺山に到着した。一休みの後、元来た道を戻り、登山口である駐車場に戻った。富士山が見えたのは一瞬であったが、落ち着いた山行であった。