秋の白峰3山・ピークハンティング(2)

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第2日〔北岳・間ノ岳から三峰岳を廻り農鳥小屋へ〕
 今日も良い天気。東の空にある雲が、日の出を鮮やかに彩ってくれる。小太郎山往復を断念した為、今日は余裕の1日。6時きっかりに出発。15時以降に到着すると機嫌が悪いと噂される小父さんのお叱りを受けることも無いだろう。北岳山頂は約40年振り。バットレスを覗き込んだが、どれが中央稜やら4尾根やら判らなかった。7時、少し靄ってきた中、北岳山荘を目指し下る。八本歯コルへの分岐点付近は、時期をを過ぎたとはいえ多くの高山植物が見られ、最盛期はさぞかしと思わせるものがあった。到着した北岳山荘。トイレはバイオで、使用経費が1人あたり500円とのこと。びっくりしたが、有難く使用させていただく。間ノ岳へは長いダラダラの尾根を登る。山頂到着は10時過ぎ。三峰岳から三国平を廻り、巻き道から農鳥小屋へ向かおうと思ったが、登山者情報(噂)によると相当荒れているとのこと。山頂で1時間近く長居をした後、三峰岳往復でお茶を濁そうかと提案したが、パス×2。カメラと水、雨着を持って1人寂しく往復した。50分後に、間ノ岳に戻ったときには山頂はもぬけの殻、超静かな100名山となっていた。パンを少し口にし12時少し過ぎに出発。下のほうに仲間の姿を発見したが、残念ながら追い着けづ、5分遅れでの小屋到着となった。まだ12時45分、我々は2番目の到着であった。3番目に到着したのは広河原から6時間半で着たという孫持ちの単独女性。先着の若者を交え、外でコーヒータイム。今日も小屋は空いている。明日の荒天予報の為、キャンセル続出と嘆いていた小父さんであるが、その後客が増えだし、段々一杯に。暇に任せ外でボーツとしていると、ブロッケンが現れた。始めてみた人も多く、小屋の周辺は暫くブロッケンフィーバー。この騒ぎも30分位で終了し。雲が山全体を覆うことが多くなった。夕方近く到着した若いカップルに小父さんの叱り声が飛んだが、後で小父さんから『ご免ね』の一言。今日はたった1人で3回の夕食準備に奮闘。いまどき少なくなった貴重な雷親父だ。今日も広いスペース。
炬燵付であったが、何故か寝つきが悪く熟睡できないまま朝を迎えた。(第3日へ続く)