誰にも会わなかった御荷鉾山

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 ●日 時:平成20年9月6日(土)
 ●場 所:西上州・御荷鉾山
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:西御荷鉾山登山口(大鉾)1120、西御荷鉾山1145-1210、風吹峠1135、
      東御荷鉾山1320-1335、風吹峠1400、大鉾1420

 9月の第1土曜日、西上州(群馬)の御荷鉾(みかぼ)山に登った。埼玉県境に近く標高1200mは麓から見ると結構高く、東西2つの山頂を持つこの山は目立った存在。但し残念ながらスーパー林道と云う人の手が海抜1000mまで入って仕舞い、登高欲をそそる山では無い。8月の荒天と雑務で、ウジウジしていた為、とにかく何処か行こう!また、雨でも行く!という我が家の山ノ神の心強いお告げにより出かけたのである。0800というユックリペースの出発。高速道は空いており順調であったが、下の道は結構長く3時間かかってしまった。登山口横には大鉾と不動明王が祭られている。植林と草の路を登ること30分足らずで西の山頂へ着いた。山頂には3等三角点があり、東西2体の不動明王が山頂を守る形で置かれている。薊や浅間風露等の花に、赤トンボ、蝶が纏わり付き、夏の終わりを感じさせる。西から東の山頂へは尾根伝いに下り、風吹峠で一度林道を横切り再び尾根沿いに登ってゆく。訪れる人も少ないのか、東の登山口は藪の中であった。登山道は確りしているが、蜘蛛の巣がうるさい。樹林の道脇には様々な茸が顔を出し、目を楽しませてくれたが手を出すのは躊躇。東の山頂にも不動明王が祭られており、そのまま東へ抜けようと思ったが、雷鳴が聞こえた為、急遽元の路を風吹峠へ引き返した。峠からは林道を辿り登山口(大鉾)まで戻ったが、途中、山ノ神の天敵・曲がった紐?が道端で寝そべり大騒ぎ。また変わった模様の白い大きな蝶(蛾?)も出現した。今回は3時間・標高差400mの行程であったが、久しぶりの山歩きとしては手頃であった。帰路、鴻巣市に立ち寄り、岳父の荷物を東京へ運んだが、移動途中と搬入後、雨になったものの、作業中は降られることなく本当にラッキーな一日であった。