北ア・南岳の花

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

 8月1日~3日、北アルプス南岳に登った。この件は既に山行記録に載せて在るが、南岳カール及び天狗原付近の花を『南岳の花』として纏めてみた。花の写真に添付した近傍風景写真で、開花場所を理解していただきたい。
【黒百合】南岳カールの末端に辿り着き、ホッとした時、足元に在ったのがこの花。白山頂上のように大群落を成していた訳ではないが、思わずシャッターを切った。
猩猩袴】夏の初め、雪が融けた片隅に咲くこの花を8月にも見られたのは幸せ。雪渓の横は何時までも初夏なのだと納得。
【ツガザクラ】南岳カール一面に咲いていたのはアオノツガザクラ。雪渓が終わり、カールの急な側壁を登っているときにポツンと発見した。
【大文字草】他の高山植物のような派手さは無いが、天狗原のコルからの最後の登り、乾燥し痩せた稜線に咲いていた。
四葉塩釜】色々な場所に咲く花であるが、今回は北鎌・西鎌・東鎌の3つの鎌尾根と穂高への主稜線を4方に走らせる槍ヶ岳に対抗。高山植物の槍として槍ヶ岳と競演。
【アオノツガザクラ】どこにでもあったと書いたアオノツガザクラ。これは天狗原のもので、少し先の小さな池の水を試飲。旨かった。
【七釜戸】赤い実や早くから紅葉する七釜戸はなじみ深いが、こうして花をつけた夏姿も中々良い物である。
【九蓋草】北八双子池で写真を撮った記憶があるが、今回は槍をバックに。さすが槍ヶ岳どんな花にもお似合い。
【稚児車】槍沢の天狗原分岐に近い辺りの稚児車。横尾尾根上部の稚児車は花が既に終わり種穂が風に舞っていたが、ここの花は今が真っ盛り・