北ア・南岳カール独り占め(2完)

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(続き)【第2日目夜】80人収容の小屋に60名宿泊。おまけに談話室にまで敷布団を敷いてくれ、余裕×余裕の快適な夜になるはずであったが、隣の御仁がやたらと場所を取り、イゴイゴ当たってくる。また鼾の凄い奴、きょう声を上げる奴と動物園みたいで24時頃まで眠れなかった。それ以降ウトウトし、起きたのは4時。(小屋に泊まってユックリ寝ようという根性が既に間違っておりました。反省!)
【第3日目】朝食は残ったパンで済ませ5時前に出発。今日も良い天気だ。富士山の横には南アルプスが連なっている。朝日に輝く山々を見ながら南岳頂上へ。ここで記念撮影の後、昨日登った天狗原のコルへ下る。天狗原はまだ雪に覆われていたが、小さな池が水面を覗かせ、逆さ槍を見ることが出来た。小さな池は2つ顔を出していたが、上の池では冷たい水をすくって試飲。絶景を見ながらの天狗水は旨かった。天狗池から巻きながら下っていくと正面に槍ヶ岳への登山路、まるで蟻の行列が動いているようだった。我々も蟻の一匹になって、混雑した流れの中を下山。横尾では、張りっぱなしであった天幕をたたみ、再び大きな荷物を肩に出発。バスセンターへは丁度3時間で到着。沢渡温泉で一風呂浴び、25kmの渋滞の中、無事帰京した。(終)