明神岳・東稜(2)主峰に登頂

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(続き)第2日目の6月15日(日)、今日は標高差1400mの登り下りだ。0300、起床。窓の外は満天の星空。天気は良さそうだ。朝食は前日頼んでおいた弁当。腹は減っていないが、部屋で自分の体内に詰め替える。ここ明神館は旅館であるため、他の客に迷惑が掛からないよう、そっと玄関に出て出発準備。0400、出発。まだ暗く、ヘッドランプをつけて明神橋を渡る。正面には明神岳絞?凌燭湛?淵轡襯┘奪箸星空に浮かび上がる。下宮川谷の踏み跡は、土石流で判り辛かったが、Kさんの跡を黙々と歩く。30分も歩くと空が白みかけ、やがて絞?賁未隆篳匹眄屬染まり始めた。道は相変わらずのガレ場でウンザリ。、上宮川谷とのコル付近からは昨晩泊まった明神館や吊橋が箱庭のように見える。Kさんの予定では瓢箪池まで2hとあったが、1h20m遅れで雪に埋もれた瓢箪池に着いた。ここから東稜の登はん開始だ。稜線上の残雪が溶けた辺りには、白山イチゲ、猩猩袴、イワカガミ等が咲き乱れ、遠く八ヶ岳南アルプス、富士山まで見渡せる。絶好の天気。稜線ではロープをつけて登る。途中で大きな石が落ち、下又白谷に落ちていったが、幸い我々4人以外登っている者はいない様だ。東稜も中間峰までは灌木とガレの連続で、岩稜と言うより藪稜という感じであった。中間峰の先は両側が切れ落ちた雪稜。主峰が始めて姿を現した。主峰は正面に聳え、右手に前穂、三本槍、左手には明神の供銑絞?鮟召┐撞錣詬佑澄主峰への登りは藪稜、雪稜から岩稜へ。バットレスという辺りは3級と言う事であったが、Kさんからは『簡単なので自己責任で登れ』等、冷たいお言葉。ホールドは確り在ったが、底が磨り減った16年物の(熟成された)マイ登山靴を置くスタンスは心許ない。慎重に登り、岩壁を通過。崩れやすい急なガレ道を詰めると念願の明神岳山頂が待っていた。絶景かな!絶景かな! (続く)