北ア・焼岳

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 ●場 所: 北ア・焼岳
 ●時 期: 平成20年5月3日
 ●同行者: DAWVOB会、Fさん、Kさん
 ●時 程: 中ノ湯 0805、焼岳山頂 1200-1220、中ノ湯 1430

GW登山3日目は、焼岳。焼岳へは中ノ湯から入った。宿の御主人の御配慮で朝食を早めにしてもらい、予定通りの0730に出発。駐車スペースを探し、急な雪の斜面から登山道に入る。最初道を戻るように巻き、尾根に取り付くと直ぐに雪の斜面。所々に踏み抜きがあるが昨日程ではない。やや複雑な地形だがトレースやテープが確りと付いている。急登となだらかな斜面が波打つように続き、高度を上げてゆく。視界は樹林で遮られるが涼しくて気持ちが良い。登るにつれ樹林が疎らになり、前方に噴気孔らしきものが見え出した。好天のため樹林帯を抜けると暑い。正面の谷にはスキーで滑った古いシュプールが残っているが、上には雪庇があり、石も相当落ちている。トレースは左手の急な斜面から尾根上に真っ直ぐ登っている。しかしこの斜面も中央左手に大きな亀裂があり緊張する。スワミベルトを一応締め、緊急用ロープを出し、上を注視しながら下を通過。急な登りは今日一番の頑張り場であったが、中間部の亀裂を通過して一安心。上りきった尾根上は雪が途切れた小鞍部で、まさに『しるふれい(童話に出てくるウサギ語で、憩いの場という意味らしい)』であった。更に80m位の急斜面を登った先が待望の山頂。目前に水蒸気を上げる黄色の噴気孔。その奥に穂高と槍。笠ケ岳の左手には真っ白な白山を望むことも出来た。軽く昼食をとった後、下山開始。亀裂のある斜面の下りは慎重を期したが、案ずるより・・であった。後は樹林の中を軽快に下り、入浴と無事下山の連絡のため『しるふれい』に立ち寄った。ペンションの御主人百瀬さんには、色々山の情報を教えていただいただけでなく、自ら現地偵察まで事前にしていただき、感謝申し上げる。また家族と共にお邪魔したい『しるふれい(憩いの場所)』であった。