晩秋の甲斐信濃路(2)

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11月25日(日)今日は北八・天狗岳に登る。朝6時、薄明かりで目が覚める。室温は5℃。ベランダで日の出を待つが、なかなか出てこない。0700少し前、東天狗の肩から太陽が顔を出した。今日は雲が全く無く、快晴。0830、小屋を出発。登山口である渋の湯には0900に着いた。途中日陰には雪や凍結した路面も在ったがスタッドレスタイヤで「そんなの関係ない」と到着。0915登山届けに記入して出発。我が家の山ノ神は、先行したのだが姿が見えない。分岐点の左、高見石へ向かう道の先に青い物が見える。慌てて呼び戻し振出へ。(道路標識を見ずにサッサと先へ行くのは危なっかしくてしょうがない。)凍てついた路は所々滑ったが黒百合平まではアイゼンなしで歩く。1115、ヒュッテ到着。宿泊者によると朝方の気温はマイナス16℃とか。ヒュッテに入りコーヒーを注文、少し早めの昼食とする。若干永居をして1145出発。坪庭の様な台地から直接登るコースを選択。一歩一歩踏みしめる度に北アルプスのパノラマが広がる。写真を撮りつつゆっくり登り、1305東天狗の頂上に到着。今まで死角になっていた南八の主峰群が眼の前に迫ってくる。奥秩父の左端には筑波山と思われる双耳峰を見ることが出来た。縞模様に雪を頂いた浅間山からは青空に薄墨を流したような噴煙が棚引いている。登りに小汗を掻いた為、裸になって汗を拭いたが風も無く寒くは無かった。西天狗には行かず30分以上のんびりした後、1340中山峠経由で下山開始。東側が急な崖のためアイゼンを装着。露岩や木の枝で歩き難い所もあったが1430黒百合平到着。小休止の後少し暗くなりかかった路を渋の湯へ向け下山。途中、山ノ神が唐沢鉱泉に入浴したいのか、そちらに向け歩き出したので再びレッドカード。(今日は2枚目、困ったものだ)1615渋の湯に到着。中央アルプスに沈む夕日を見ながら小屋に着いたのは1730過ぎとなった。(続く)