晩秋の甲斐信濃路(1)

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勤労感謝翌日の11月24~26日の3日間、蓼科をベースに甲斐・信濃路を歩いた。連休初日を外した24日(土)中央道を使用。経路上の曲ケ岳・黒富士に登ることにした。この山は深田久弥の101番目の名山、茅ケ岳の東隣にある1642mの山である。甲府から諏訪に向かう時、この茅ケ岳一帯の山は八ヶ岳と間違えられることから「偽ヤツ」という有難くない名前でも呼ばれるている。今回歩いた曲ケ岳は「偽赤岳」、黒富士は「偽横岳」というところか。渋滞を避けるため0530東京を出発。登山口である観音峠には0730に到着した。ここは「偽ヤツ」ではキレットにあたる。曲ケ岳山頂は峠の直ぐ上で、黒富士を往復しても4時間程の行程である。峠の駐車場には4台の車が駐車しており地元の登山者が既に出発の準備をしている処であった。私たちは0750行動開始。いきなり急な登りで岩場もあり面白い。紅葉が終わり視界の良くなった樹林越に隣の茅ケ岳・金ケ岳、八ヶ岳連峰が垣間見られる。0840曲ケ岳山頂到着。金峰山瑞牆山が眼の前に広がる。山頂から少し下ると緩い尾根道に変わり、樹林の中を淡々と進んで行く。小1時間歩き、再び露岩が現れだした0950、黒富士山頂に到着した。ここから眺める金峰山は五丈岩が山頂の真正面にそそり立ち中々の貫禄だ。やがて途中で追い越した地元パーティーが追いついてきたため1010、先に下山することにした。帰路は八丁峠から北の林道に直接降りる路を選んだ。枯れた木立の中を林道に向かって下る途中、草の根元に白いクルクル巻いたものを発見。花弁の様に反り返って丸くなった霜柱であった。林道歩きはやや退屈であったが1125駐車場に到着。予定より早かったが、寄り道をせずに蓼科に向かい1400前に小屋に到着した。小屋近くで3頭の鹿が我々を出迎えてくれた。(続く)