針ノ木岳~爺ケ岳縦走(1)

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梅雨明け期待の7月21日(土)から23日(月)まで、佐々成政の雪中横断で有名な後立山連峰・針ノ木岳に行ってきた。出発は、前日20日1900、府中BSで同行のK、F両氏をピックアップ。期待とは裏腹に諏訪を過ぎた頃から本格的な雨。2315、扇沢市営駐車場に到着、Fさんはスマートなため専用のテントを準備、雨の中で迅速にこれを展張、私とKは車で睡眠。
21日の朝、期待むなしく霧雨。カップヌードルの朝食も山では美味い。まず手洗いのある扇沢トロリーバス駅へ前進。ここで、すっき~りした後、0630出発。駅の南側を通り、登山道は作業用車道を何度か渡り返すが、やがて左岸を横切る道となる。クガイソウ銀竜草モドキが目を楽しませてくれる。2つの沢を横切った後、大沢小屋には0740到着。ここで雪渓情報を確認するとともに上の小屋の込み具合も尋ねる。雪渓の末端はすぐそこまで来ているが、亀裂等のため夏道を行き、雪渓入口に着いたのは、小屋を出てから約20分後。途中、ニッコウキスゲ、ミズギボシが見られた。雪渓は左程急ではないもののガスのため両岸からの落石とシェルンドに注意しつつ登る。写真の喉のように狭まった所まで約1時間。少し左に向きを変えると大石。夏道がここから出ていたが、しばらく雪渓上を歩く。針ノ木岳へ直接突き上げる雪渓のほうが雪が多く行きたい気分になるが、今日の宿は左側。雪渓は急になり途切れ出す。夏道がしっかりしているため、ここから夏道を辿る。紅花苺や小岩鏡が雪渓横に佇み疲れを癒してくれる。道端の雪渓が終わった所に山小屋の屋根が見え、1115、針ノ木峠に飛び出した。宿の手続き、昼食の後、蓮華岳へ花見の予定であったが、K君得意の昼寝が入ったため暫しのお休みとなった。(午後の花見はその2へ続く)