黒滝山
紅葉前線が山上から麓に下りてくる中、西上州の紅葉名所・黒滝山に出かけた。登山コースは鎖場が怖い・・とのブログ情報が沢山出ていたので、安全バンドとスリング数本を念のために携行。所要時間は3時間に満たない山の為、下山時間によっては未だ登っていない四ツ又山、小沢岳、桧沢岳の何れかにも行ける様、地図を準備した。
●場 所:西上州・黒滝山(観音岩) 870m
●時 期:平成30年11月20日(火)
●同行者:単独
上底瀬集落 1010、不動寺Ⓟ 1050、
今回は平日山行の為、出発は普段より遅めの5時50分。朝起きる前に左足の脹脛が痙攣し、その痛みを残したままの出発であった。高速道路は順調で、不動寺の駐車場に到着したのは丁度8時。到着時、先行の男女ペアーが出発したところであった。シナモンパン+牛乳で力をつけた後、安全ベルトを締めて出発。不動寺は3つの岩壁に囲まれ、紅葉は今が盛りであった。
駐車場から車道を歩き、見上げると岩壁の下に、紅葉に傅かれる様にお堂があった。
斜めに上がる道の先には鐘撞堂。
鐘撞堂と、本堂への入口(囲み写真)。遠く下仁田の稲含山が見える。
鞍部から南に稜線を進むと、この山の名物ポイント馬の背に差し掛かる。かなり狭いが、最狭部は鎖が両側にあり言われるほどではない。ここで先行パーティーに追い着き先に行かせてもらった。
振り返って眺めた馬の背の鎖場。鎖が無いと戸隠の蟻の戸渡と良い勝負という処か。でも油断は禁物。最近物を落とすことが多くなっている為、写真を撮る時はスリングを鎖に掛け確保した。
鎖場途中から東側を眺める。不動寺も林の中に見え隠れ。
稜線上は落ち葉が溜まり気持ち良い。
黒滝山(観音岩)に到着。自動で記念撮影。観音様に触れたらぐらつき、ドッキリ。
観音岩からの東望。遠く妙義山が見える。
観音岩からの西望。人気の岩峰、大岩と碧岩が目につく。
鷹巣山の下り。尾根の南(左)は落ち葉が積もって滑り易いスラブ状の草付。
北(右)側は深く切れ落ちた九十九谷。鷹巣山への下りがこのコースの核心の様だ。
少し登って到着した鷹巣山。観音岩を振り返る。
鷹巣山の足元真下には下底瀬の集落。今回は上底瀬へ下る。
上底瀬集落(標高550m)には登山者用のⓅもある。ここから馬の背分岐へ戻る。
馬の背分岐へは車道を登るが、途中付け替え工事をしていた。
分岐辺りの紅葉。結構疲れたが、もう一か所行くか・・と思案しつつⓅへ下山。