P臓リハビリ山行、大菩薩嶺

手術後1ヶ月のペースメイカー外来で最高心拍数設定値を150まで(+20)上げて欲しいと要望したが、その場合下の設定値も上げざるを得ないと言われ、仰せのとおり潔く断念した。斯くなる上は最低60~最高130rpmのエンジン回転数の中で、耐用命数あと何年かのポンコツ車体(捨体か?)転がさなければいけない。
手術後のリハビリ山行第1弾は、車で往復約5時間、標高差約450mの大菩薩嶺登山にした。人気コースであるので、道は良く整備され登山者も多い、何かあった際に引きずって降ろしてくれるほどパワーがある山ノ神ではないが、大騒ぎをして周りに伝えるくらいは出来るだろう。
●場  所:大菩薩嶺 2057m
●時  期:平成30年7月2日(月)
●同行者:山ノ神
●時  程:上日川峠Ⓟ 0805、福ちゃん荘 0830-35、唐松尾根第2P 0909-10、
      雷岩 0940、大菩薩嶺 0950-1005、大菩薩峠 1050-1120、
      福ちゃん荘 1155、上日川峠Ⓟ 1215

家を出たのは6時少し前、高速道を走るのは1ヶ月半ぶりであるが、大月まで順調に進む。国道20号線で笹子トンネルを抜け、到着した上日川峠Ⓟは、月曜日にも関わらず車が一杯。気温は19℃で極めて爽やか。歩き出します。
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シモツケ草(上日川峠)
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ミズナラとダケカンバの林を抜け福ちゃん荘へ。カッコウが鳴いている。
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福ちゃん荘で小休止の後、唐松尾根を登る。落葉松の緑が未だ初々しい。
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唐松尾根中間部の樹間からの白峰3山。既に梅雨が明け山が呼んでいるが・・・
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唐松尾根からの富士山。ホトトギスツツドリの声も聞こえる。
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唐松尾根上部はカヤトの急斜面。日射しが強いが、木陰は涼しい。
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間もなく雷岩。小金沢連嶺の右手には山開き2日目の富士山。
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大菩薩嶺頂上。鈴を転がしたような小鳥の声、だが、姿は見えなかった。
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サラサドーダン躑躅。期待した雷岩のレンゲ躑躅一株は、枯れかかっていた。
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雲が掛かり始めた南アルプス。足元では大きな鷹の飛翔が見られた。
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妙見ノ頭(正面)からさらに続く小金沢連嶺。
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大菩薩峠。家族連れの子供たちが嬉しそうにアイスキャンデーを食べていた、
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峠から福ちゃん荘へのコメ栂の道。昨年の雨烈も修復され歩き易い。
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無事に上日川峠へ下山。山オダマキがお出迎え。(帰路の車外温度はMax37℃)
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