丹沢山、菊咲イチゲ咲く
丹沢に40㎝の大雪が降って既に10日、丹沢山山頂の雪も斑になった様なので、出かけてみた。今回は東面の塩水川を取り巻く2つの尾根を歩くコース。丹沢三峰・中峰(円山木ノ頭)から南東に延びる弁天尾根を登り、丹沢山から東に延びる天王寺尾根を下る事にした。今日の狙いは初めて登る弁天尾根と、帰路の菊咲イチゲ。
●場 所:丹沢山 1567m
●時 期:平成30年4月2日(月)
●同行者:単独
●時 程:塩水橋Ⓟ 0830、渡渉地点 0915-25、弁天尾根1100m付近 1030-40、
円山木ノ頭 1105、太礼ノ頭 1125-35、丹沢山頂上 1215-50、堂平分岐 1320、
家を出たのは6時半、東名は順調であったが、ヤビツ峠越で登山口まで2時間弱。駐車スペースは車で埋まり残りは2台分。先着者の殆どが釣り師であったようだ。
気温は13℃、お付き合いをしたくない山のお友達、ヒルヒル君が元気になるという温度ではないか!念のため、壊れ靴下を応用した裾カバーを付け、塩水を振りまいて準備完了。登山者2名が最後のスペースに到着したので挨拶を交わし先行した。
塩水林道から眺めた本間ノ頭(右)と無名峰(左)。無名峰手前の大木が弁天の大杉らしい。
弁天尾根入口の渡渉地点。水中の石を利用して靴を脱がずに渡ることが出来た。
立派な作業道が稜線に向かい、鹿扉通過後、東側を巻く様に登って行く。
稜線から再び東側を巻くが、踏み跡が無くなり、強引に稜線へ戻る。(踏跡発見)
標高1100m付近で休憩。東峰の南東尾根が近づいてきた感じ。残り200m弱か?
東峰源頭の沢筋には残雪が見える。踏み跡テープは時々無くなるが、兎に角上へ。
東峰、未明峰とほぼ同じ高さ。踏み跡は曖昧だが山頂直下の縦走路に出た。
弁天尾根終了点で確認写真。この後も丹沢山まで出会う人なし。
不動ノ峰東面、早戸大滝の源頭部に現れた大きな雪渓。
丹沢山頂。
山頂からの眺め。富士山は見えず、不動ノ峰右奥に蛭ケ岳が居座る。
丹沢山の下りは花目線で下ったが中々見つからず崩壊地手前でやっと1株。
崩壊地から眺めた弁天尾根と中峰、東峰。
崩壊地は以前より崩れている感じ。鎖が付け替えられていた。
崩壊地下で見かけた菊咲イチゲ(白)の群落。
防護柵で囲まれた中にはより大きな群落があった。
防護柵の中にあった紫花の菊咲イチゲ。
紫の群落。鹿に食べられることのない保護柵内には随分咲いている。
天王寺尾根から眺めた三峰の稜線。
林道沿いの崖下にも三つ葉の蕾。