早戸大滝から丹沢三峰

早戸川の奥域の問題点はは夏場の蛭と、冬場の道路閉鎖。丁度良い時期かと見計らって、大滝新道から丹沢山、丹沢三峰を周回する登山を計画した。雷平迄は6月に白馬尾根を登った際、確認しているので、初歩き部分は、雷平から主稜線鞍部まで。
6月段階で雷平迄は立派な丸太橋が架かっていたが、その先が不明であったので念のため靴下とタオルの予備を持参した。
●場  所:丹沢三峰 (円山木ノ頭 1360m)
●時  期:平成29年11月13日(月)
●同行者:単独
●時  程:本間橋Ⓟ 0705、伝道 0725、雷平 0900-15、早戸大滝下 0955、
   早戸大滝上 1010-25、稜線(瀬戸沢ノ頭) 1120-30、本間ノ頭 1230-50、
   本間橋Ⓟ 1405

家を出たのは5時半。天気予報は晴れ後曇りで、中央道から見た丹沢の頂上部は雲に覆われ少し心配。7時少し前に本間橋に到着したが、気温5℃、天気も良くテンションアップ。ところが早戸川の水量は結構多く、ある筈の丸木橋は全て無くなっていた。渡渉せずに岸辺をへつろうか大岩を観察したが先が判らず懸垂用のロープも無い為断念。対岸の岩に飛び移る案も、落ちた時に激流に流されそうで断念、結局、雷平迄の3ケ所の渡渉は、全て靴を脱いでの水中行となり、前回30分以内で通過したところを1時間半かけて通過した。その後の経過は時程のとおりで、第2大滝新道?の大滝沢右岸尾根を登って三峰だけ(岳ではない)を登って下山した。
本間橋近くの林道からの南望。
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伝道沢の流れ。案内板の木橋無しの書き込みは、今はあるに上書きされていた。
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左岸の高巻き道と作業小屋。水平な巻道は深い落葉でフワフワ。
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危なげな杣道。下に薄っすら川筋が見える。
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巻道の紅葉。
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川筋を俯瞰する岩場。この時は谷全体の様子に目が行き、丸木橋が無くなっていることに気付かなかった(不覚)。6月の写真と比べてみると、2つの瀬の間に6月は白い小さな瀬があり浅くなっているのが判るが今回は確りと水が溜まり途中の石を水中に隠している。乗り越えた後左岸をへつろうと考えたのが左岸のライオンの顔の様な岩。でもこの時は、何も考えず気楽に景色を撮っていた。😅
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第1渡渉点の最も近い岩。でも結構遠く飛びついた後、留まれるか???
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仕方なく靴を脱ぎ、靴下で岩の少し上を渡る。幸い膝下迄であった。
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予備靴下を履き再出発。右岸を暫く歩く。
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第2渡渉点。右岸は逆相でへつり困難。手前の岩まで行ったが、その先は無理で、再び靴を脱ぎ濡れた靴下を再度履いて入水。(この後、3番目も同じ)
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本谷は荒れた河原という感じで、落葉も多く踏み跡は殆ど判らない。適宜前進。
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雷平以降、飛び石伝いに数回渡渉。落葉浮いた偽湿原は要注意。
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二股を迎えると左手に早戸大滝らしき滝が姿を現した。
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左手、右岸に付けられた急な道を上ると滝の姿は更に鮮明に。
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危険なトラバース道にはトラロープが2重に張られていた。この上で休憩。
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休憩後沢筋に下りるところを更に登ったら別の道(第2新道?)に入ってしまった。
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出て来た所は東峰を横に見る瀬戸沢の頭。丹沢山往復を諦め、三峰だけに変更。
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蛭ケ岳を遠望、天気は持っているが強風が吹き寒い。
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無名峰には途中で登山道整備をしていた人達の事務所テントがあった。
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本間ノ頭で大休止。今日も登山者には出会わなかった。
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14時前なのに影は長い。落葉の中を本間橋目指して下る。
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急斜面の下り。落葉に隠れたアンカーに躓き、鹿柵の針金にも捕まり難儀。
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14時少し過ぎに本間橋の県有遊休施設に到着し、今回も無事登山完了。
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