御坂・1487m無名峰と達沢山

御坂山地の清八山と笹子峠の間にいくつかのピークがあり気に掛かっていた。山梨百名山に指定されている達沢山と絡めて幾案が考えたが、笹子峠からの単純な往復が結論となり、兎に角行くことにした。
山に行く前、5万分の1地形図を倍にコピーし300m毎の等高線を色鉛筆でなぞって地形全体を掴むのが私流の事前研究(老眼で2.5万は見えない為)だが、途中の1480mピークの名前が気に掛かってきた。この山はこの辺りの最高地点に当たるからだ。国土地理院のHPで標高1487mであることは判ったが、山名は無かった。山と高原地図にも記載が無く、ブログも漁ってみたが良く判らない。現地に行けば何か判るだろうと諦めての出発となった。(北海道日高にはこの手の山が多く、それ流に従えばイチヨンパーナナという所か・・地名を御存じの方は教えて下さい。)
●場  所:御坂・達沢山(1358m)、無名峰(1487m)
●時  期:平成27年11月21日(土)
●同行者:山ノ神
●時  程:笹子峠Ⓟ 0735、笹子峠 0745、中尾根ノ頭 0815、ベンチ 0820-0830、
  カヤノキビラノ頭 0915、無名峰 1005、ナットウ箱山 1030、達沢山 1055-1115、
  ナットウ箱山 1140-1150、無名峰 1220、カヤビラキノ頭 1300-1310、
  ベンチ 1400-1410、笹子峠Ⓟ 1450、

3連休の初日、それも唯一の好天予報日ということもあり5時半に家を出る。高速道を走る車は何時もより多かったが何とか渋滞を逃れ目的地に到着。旧トンネル手前の駐車場には3台の車があったが、先行者は既に出発していた。
イメージ 1

十字路となっている笹子峠から南へ向かうと濡れた笹の急斜面。
イメージ 2

初めて展望が開けた中尾根ノ頭。カヤノキビラまでは小さな上り下りが待っている。
イメージ 3

北側の谷に溜まる霧に映ったブロッケン。太陽が雲に隠れボケてしまった。
イメージ 4

甲府盆地に漂う雲の切れ間の上に大菩薩の山並が連なる(拡大可能
イメージ 5

全般に北側が崩壊しているが、ここは南も崩れたナイフリッジ。山ノ神は大騒ぎ!
イメージ 6

達沢山手前のピークまで辿りつき山ノ神は一安心。目的地へはどんどん下る。
イメージ 7

御坂山地の最高峰黒岳を従えた富士山。
イメージ 8

達沢山。展望、居心地等今一だが、兎に角到着。途中で単独登山者に出会う。
イメージ 9

帰路も登りが続く。達沢山山頂直下からナットウ箱山(左)と無名峰方面を見上げる。
イメージ 10

1487m無名峰の頂上付近。でも最高点はその先の狭い所でした(標識等無し)。
イメージ 11

往路山ノ神が騒いだ崩壊地点。帰路はスンナリ通過しました。
イメージ 12

立派な標識とベンチがあるカヤノキビラノ頭。大沢山を往復した単独行者と情報交換。
イメージ 13

笹子峠から北へ続く南大菩薩の山々。(拡大可能
イメージ 14

北斜面の崩壊状況。登山道の途中に両下端の様な穴があることも暫しあり要注意。
イメージ 15

中尾根ノ頭からは八ヶ岳が遠く望めました。
イメージ 16

往路3時間20分、帰路3時間35分かけて無事下山。1487の名前は不明でした。
イメージ 17