巨木と展望の茂来山

茂来山(もらい山)は関東山地から佐久平へ延びる尾根上にあり、標高1717mはこの辺りの最高地点である。四方原山に登ろうと計画中に、この山の存在を知った。
佐久穂町からは2つの登山路があるが、コブ太郎と呼ばれる樹齢250年の大栃が見られる霧久保沢コースを往復した。
●場  所:佐久・茂来山 (1717m)
●時  期:平成27年10月12日(月)
●同行者:山ノ神
●時  程:霧久保沢Ⓟ 0825、登山道入口 0840、コブ太郎 0910-0920、
     槇沢分岐 1010、茂来山 1020-1050、コブ太郎 1135、
     登山道入口 1200、霧久保沢Ⓟ 1215

茅野を出たのは6時半、大門峠を越えて登山口へ着いたのは8時過ぎ。広い駐車場には先行車が1台だけであった。木々は未だ色付き始めていなかったが、天気は上々、元気に歩き出す。
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林道から登山道に入りコブ太郎までは流れに沿った緩やかな道が続く。
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これが『コブ太郎』。樹齢250年と云われる大きな栃ノ木。飢饉の時の非常食用に切られずに残されたとの事である。
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上の方の葉が色付いた『コブ太郎』
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コブ太郎より上にあった『大王栃ノ木』。コブ太郎よりも大きい。
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登山道は急になり滑り易い。周囲の樹木は沢グルミ。
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槇沢コースに合流すると快適な稜線道。木漏れ日が気持ち良い。
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大展望の茂来山頂上に到着。昨日初冠雪の北岳も遠望できた。(背景は浅間)
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白い噴煙を上げる浅間山。(北)
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初日に登った兜岩山が荒船山のシルエットに隠れている(北東)
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秩父の主峰、佐久の最高峰・御座山(南)
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未だ雪を頂いていない八ヶ岳連峰。佐久側から眺めると穏やかな姿だ。(西)
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懐かしい西上州の岩峰群(東北東)を眺めた後、帰路につく。 
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山頂東側の紅葉。近くに入山者メモが置かれてあった。
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頂上西側稜線の紅葉。往路は下を見ていたが、帰路は爽やか。
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『大王栃ノ木』の根元に寄ってみる。やはり大きい。
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帰路は休むことなく駐車場へ。風もなく最高の登山日和であった。
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