ギフチョウが舞う道志の里山
4月に入って雨ばかり。たまに晴れるときは用がある。思うようにいかないのが山歩きと人生・・・(なんちゃって)。でも、山に行けず禁断症状が出て来たところでラッキーな晴れ間。山ノ神が同行すれば・・・、一人なら・・・と考えていたが、用意された弁当を見て即決心。今年6回目の道志行となった。場所は天然記念物ギフチョウの生息地、石砂山(いしざれやま)。ただし、山歩きとしては一寸物足りないので、西隣の峰山(570m)にも足を延ばすことにした。
●場 所:道志・石砂山 578m
●時 期:平成27年4月16日(木)
●同行者:山ノ神
●時 程:篠原Ⓟ 0825、石砂山 0920-0945、365号鉄塔 1010、
菅井 1100-1110、綱子分岐(鉄塔)1130、峰山 1200-1225、
大多和 1305-1315、篠原Ⓟ 1420、
家を出たのは7時少し前、相模湖東ICで高速を下り、篠原まで1時間15分。駐車場所の腹案が無く、何処に停めようか迷っていたが、地区センター前に立派な駐車場があった。料金は、500円。ギフチョウ目当てのカメラマン達が何人か目についた。
車道をしばらく歩き、沢沿いに里道を行くと登山道出発点。
登山口にはお決まりの物が準備されていたが、出発時の気温は9℃。お友達の蛭夫君、蛭子ちゃんは未だ遊びに出て来ないだろう。
道は良く踏まれ、植林帯を抜けると新緑の広葉樹林帯に出た。風が清々しい。
やがて蝶が舞い始めるが、中々止まってくれない。枯葉に止ったギフチョウ。
山頂ベンチ付近はギフチョウが乱舞。4機単従陣も披露。然し撮影は至難の業。
丹沢三峰をバックに記念撮影。ギフチョウも参加してくれたのは有難い。
西峰鞍部への急な下り。ハルリンドウが顔を出していた。鶯の声も聞こえる。
途中の巻道。里山といえど、危険個所は要注意。
石砂山を振り返る。足元には桜の花びらと、出て来たばかりの菫。
道志へ下る道を左に分け、尾根を進むとこれから行く峰山が右手に見える。
菅井集落は北条氏の城跡。今は道志と藤野を結ぶ県道が走る花盛りの集落。
峰山山頂。展望台まである立派な山頂だが、案内板の山名が酷く間違っていた。
峰山から石砂山を眺める。杉、桧主体の石老山と比べ、自然林の多さが良く判る。