船窪岳~湯俣、後立山のマイナーな縦走

今年の夏山登山目標は、残った2700m峰2つを登る事。2つのうちの1つ、南アの高嶺は、7月中に山ノ神と行こうと考えていたが、林道の崩壊で広河原までバスが行けず保留。最後にと思っていた後立山の主稜線から外れた南真砂岳を先に目指すことにした。湯俣からの往復が最短コースだが、あまりにも単純なので、後立山主稜線で最も低い船窪岳から縦走することに決定。マイナーな目標とマイナーコース。自分にピッタリの山旅。小川山で3日間登った後、1日休みでの出発の為、体力が持つか、心もとないが、天気予報は絶好、今を逃していつ行くか!と云う心意気だけで出かけた。(まずは概要をご報告)
●場  所:北ア・南真砂岳 2713m
●時  期:平成26年8月3日(日)~6日(水)
●同行者:単独
●時  程:
 【初日(3日)】七倉登山口 0755、唐沢覗 0920、岩小屋 0945-0900、
  鼻付八丁下 1040-1050、天狗ノ庭 1140-1150、船窪小屋 1225、
  (その後、七倉岳往復、約30分)
 【2日目(4日)】船窪小屋 0520、水場 0535-0555(往復15分)、
  針ノ木谷分岐 0620、船窪岳 0645、船窪第2ピーク 0840-0850、
  不動岳 0950-1015、南沢岳 1135-1150、烏帽子岳分岐 1225、
  烏帽子小屋 1250、
 【3日目(5日)】烏帽子小屋 0550、c2760峰 0640-0650、
  野口五郎岳 0825-0845、湯俣分岐 0815、南真砂岳 0955-1015、
  湯俣岳 1120-1130、木陰処 1215-1225、展望台 1310、
  湯俣晴嵐荘 1335、(その後、噴湯丘往復)
 【4日目(6日)】晴嵐荘 0700、名無避難小屋 0750-0800、
  車道 0820、慰霊碑 0905-0915、高瀬ダム 0930、
  発電所入口 1015-1025、七倉登山口 1045
ゲートを過ぎて七倉沢を渡った所が登山口。これから6時間の急登が始まる。
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森林限界の天狗の庭。足元に高瀬ダム。傾斜も緩み、お花畑はもう近い。
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ギターを弾く橋本良春さん。小屋の前は昔若者だった人達により歌声喫茶に変身。イメージ 3
 
標高は低いが高度差があり、崩壊で荒々しい姿の縦走路。
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南沢岳頂上。ここまで来ると稜線も嫋やかになり、白砂青松の中に駒草が可愛い。
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真砂岳は強風と霧雨の中。標識も何もない本当にマイナーな山頂だった。
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湯俣川左岸の噴湯丘を眺めながら、自然の露天風呂につかる。満足じゃー!イメージ 7
 
最終日は七倉まで歩く。左から不動岳、第2ピーク、船窪岳。
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正面が初日に登った七倉岳への尾根。あの先が今回のゴール。
(途中の景色と高山植物は別途紹介します)
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