丹沢・鍋割山北尾根

今年の梅雨は雨の降り方が違う。寒気が入っている所為か、雷雨が多い様だ。60数年大事にしていた臍を雷様に取られたくない為か、妙に山歩きに慎重になり、自分で鬱憤を貯めこんでいた。久しぶりの晴れ間予想に大喜び、今年3回目の鍋割山へ出かけた。今回は玄倉川から鍋割山に登る北尾根コース。前回歩いた時は雨山峠~雨山橋が通行禁止だったため、補助ロープと安全ベルト等を準備した。累積標高差は、約1170m
●場  所:丹沢・鍋割山 (1272m)
●時  期:平成26年7月6日(日)
●同行者:単独 (下山時、熱海から来られた3名の方と同行)
●時  程:寄大橋 0845、釜場平下河原 0940-0950、雨山峠 1035-1040、
    雨山橋 1110、ユーシン入口 1125-1135、熊木沢出合 1205、
    オガラ沢出合 1220、小尾根のコル 1240-1255、オガラ沢ノ頭 1325、
    鍋割山 1350-1420、作業道入口 1440-1445、寄大橋 1555
 
家を出たのは7時少し過ぎ。久しぶりの晴れ予報の故か、車が多く、高速からは残雪を抱えた富士山が見えていた。登山口の寄大橋からは鍋割山が見える筈であったが、雲に隠れて姿が見えない。キャンプ場奥から新道を行く。水量は思ったほど多くなく、その後4回わたり返す。
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雨山峠への路。沢の中の路は前より荒れている様に感じた。峠からは直進。
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雨山沢沿いの路は木橋が滑り苦労したが、崩壊箇所も修復され無事林道に到着。
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熊木沢出合以降、山からの崩落が著しい。林道の一部は完全に埋まっていた。
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北尾根が見える。左は942高地。2番目の崩壊地を過ぎると北尾根取付きは近い。
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北尾根取付き地点のオガラ沢。鉄の堰堤や立木に赤ペンキの案内。テープもある。
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鹿柵のある地点からの展望。塔ノ岳は雲中で見えない。左の尾根は塔ノ岳西尾根。
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登るに連れ、ブナの巨木が出現。自然の踏み跡は50年前の丹沢を思い起こす。
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出発から5時間強、やっと到着。下山は朝出会った3人連れを誘い、作業道を下る。
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