西丹沢ユーシンから大石山往復

青崩トンネルの崩壊と、山神峠路の荒廃で入山が困難であったユーシンを40数年ぶりに訪れたのは昨年11月。同角山稜通過の際、大石山山頂から眺めた富士山と、丹沢の主稜線の姿が忘れ難く、山ノ神を誘って再び出かけてみた。今回の狙いは白く雪を頂いた富士山と、紅葉のユーシン渓谷。幾つものトンネルを抜ける長い林道歩きだが、その疲れをを十分に補って余るものがある筈だ・・・。ちゅうわけで出発。
●場  所:西丹沢・大石山(1219.7m)
●時  期:平成25年10月31日(木)
●同行者:山ノ神
●時  程:玄倉駐車場 0810、玄倉発電所 0910-0920、ユーシン 1010-1040、
      大石山 1205-1245、ユーシン 1335-1350、発電所 1445、駐車場 1540
 
東名高速は工事の為の車線規制が多っかったが、何とかスムース。青空の割に山々の姿が映えないのは、人権無視、強欲の国から飛んでくる猛毒微粒子の所為だろうか。然し、松田インターを下りると正面に初冠雪の富士を仰ぎ一安心。玄倉の駐車場に到着すると車が数台、停まり賑わっている。然し全員が工事関係者で、門を開けると同時に林道奥へ消えて行った。残ったのは我々2人だけ。懐中電灯を準備して長い林道歩きの始りである。
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玄倉発電所のダムと滝。ユーシンを丹沢の上高地に例えるとここは大正池か?途中の新青崩れトンネルは曲がっており、懐中電灯が無いとまっ暗闇。この先の発電所入口で一休み。
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紅葉最盛期にはまだ早い玄倉川の渓谷。屈曲する林道は意外に飽きない。
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最後のトンネル手前から眺めた大石山。ユーシンから500m弱の標高差だ。間もなくユーシン
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ユーシン直前の玄倉川本流。水質的には梓川に勝っている事だろう。
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荒れたユーシンロッジ。多くのコースの基地になる場所、早期復旧を期待したい。
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山名の由来となったと云う大石の横を登る。周りには竜胆、白菊、ソバナ等が咲いていた。
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大石山頂上。西の空は霞みがかかり、残念ながら富士山は良く見えなかった。
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同角山稜(石小屋ノ頭~同角ノ頭)が桧洞丸へと続く。丹沢の主稜線は一望に出来た。
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ブナや楓の路を戻る。途中、痩せ尾根が2ヶ所、ユーシンまでは慎重に下る。
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下りの林道は花見と渓谷見物。同角沢の出会いで河原に降り、清流楽しみつつ無事下山した。
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