大菩薩、富士見新道

台風が次々に襲来し天候不順が続く、今年の10月。来週には再び大きな台風が来ると云う予想だが、雨上がりの一瞬?の晴れ間を狙って、大菩薩に出かけた。今年5回目の大菩薩。然し、小金沢や牛の寝、雁ケ腹摺等ばかりで大菩薩嶺には一度も顔を出していない。そこで今回は真摯に受け止め、まっとうな大菩薩嶺登山にした。然し、出来れば昔登った、富士見新道を再び歩き、富士山を背中に背負って紅葉の中を登りたい。
●場  所:大菩薩嶺
●時  期:平成25年10月21日(月)
●同行者:山ノ神
●時  程:上日川峠 0930、福ちゃん荘 0950-0955、富士見新道入口 1005、 
       (山ノ神大菩薩峠1040) 富士見新道終点 1055、(山ノ神合流1105)、
       雷岩 1120-1150、大菩薩嶺 1200-1210、雷岩 1220、福ちゃん荘 1300、
       上日川峠 1315
 
家を出たのは7時少し前。夜半過ぎまで降り続いた雨も上がり、期待した青空が広がっている。
山沿いには低い雲がたなびいていたが、高速道からは奥多摩3山初め、大菩薩嶺も見渡せる。
途中経路上の紅葉も観賞する為、往路は裂石から入った。工事個所もあったが無事通過。上日川峠の駐車場は平日とは思えぬ賑わいであった。登山道が濡れている為、福ちゃん荘までは車道を歩く。ここで山ノ神と談合し、取り合えず富士見新道を登ることに決めたが、入口で『危険』の文字を見て、山ノ神が拒否反応。山ノ神は大菩薩峠路、小生は富士見新道を行く、総員2名の分散集中登山と相成った。
 
上日川峠
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分散開始。新道は笹原のトラバースが暫く続く。昨夜の雨で濡れている為ズボンもぐっしょり。
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最初の沢。中央上奥から来たのだが、古い標識を見て安心する。
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2つ目の沢。ここを渡った後、左岸の笹藪を登っていく。テープの目印が心強い。
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沢の源頭部の様な土砂の堆積地を直上。踏み跡は曖昧だが、テープがある。
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ガレ場を過ぎた後、素晴らしい紅葉が待っていた。踏み跡は僅か。紅葉で赤テープが見ずらい。
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赤いのは躑躅の様だ、黄色は楓か?
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再びガレが現れ、コース頂上へ続く岩場が見えてくる。岩が脆い為、慎重に登る。
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穴観音とペンキ書きされた岩場。大菩薩湖を見下ろす展望地点だ。暫く登るとコース頂上。
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霧にかすむ(写真上)コース頂上から大菩薩峠に向かったが、避難小屋手前で山ノ神と合流。イメージ 11
 
雷岩で霧が晴れるのを待ったが諦めて頂上を往復。北尾根偵察後、唐松尾根を下山。大菩薩分散集中登山は無事終了した。帰路は日川渓谷沿いに一般道をトコトコ帰宅。
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