一ノ倉沢の展望台、白毛門

8月最後の山歩きは、上越連峰、谷川岳の展望台・白毛門。爺岩と婆岩があり門の様になっている為呼ばれるらしいが、白髪の爺婆にぴったりの登山対象である。学生時代、宝川温泉から朝日岳に登った際、下りで通過したが、登るのは今回が初めて。山ノ神の体力も回復し、仙丈、苗場と標高差1000m以上を登れるようになったが、今回はその第3弾。急ではあるが危ない所は無いと悟し、連れだって出かけた。
●場  所:上越白毛門(1720m)
●時  期:平成25年8月27日(火)
●同行者:山ノ神
●時  程:土合橋Ⓟ 0800、大桧 0845-0900、C1140地点 0945-1000、松ノ木沢頭 1125-1135、
       白毛門山頂 1245-1305、松ノ木沢頭 1345-1400、C1140地点 1445-1500、
       土合橋Ⓟ 1605
 
前日、家を出て、下牧PAで仮眠をとった。夜は凄い雨が降り続け手洗いに行くのに苦労した。
PAを出発した朝7時、未だ雨が残っていたが、天気予報を信じて土合へ前進。
土合橋の駐車場には数台の車があり、我々の到着後も沢登りのグループが数台に分乗して到着した。東黒沢らしい。
傘をいつでも出せる位置に準備して出発したが、大失態。古い石の標識を勘違いして東黒沢への路に入ってしまった。堰堤の上で対岸(右岸)に渡ったが路が見つからず、左岸へ戻り、草に覆われた路を発見、暫く進んだが橋が見つからず。沢屋さんの路だと、やっと気が付いた。元へ戻ったら石の標識の先が登山口で右岸への赤い橋がかかっていた。
約20分以上ののロスで、雨も降りそう。周辺ドライブでも良いよ・・と、山ノ神は白毛門などどうでも良いと云うしらけ者(もん)状態。思った以上に急な登りと変化する天気と相まって、多難なスタートを切った。
 
颯爽と登り始めた時の写真。後の建物は天神平へのロープウエイ駅。
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木の根登りと云うほど急登が続く。桧の巨木が目につくが、やがて五葉松の巨木も増える。
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2度目の休憩で1140m等高線付近の平らな場所に出る。正面奥が白毛門頂上。
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左手、一ノ倉の大岩壁とはほど遠いが、山ノ神が苦手な鎖場が出現しだす。怖そうな腰付き。
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マチガ沢~幽ノ沢に到る谷川岳当面の大岩壁。雲が取れないのが残念である。
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爺岩と婆岩。この辺りは樹林が無くなり陽射しが強いが、涼しい風が嬉しい。
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登って来た尾根道を振り返る。直ぐ下は松ノ木沢の頭。
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静かな白毛門頂上。奥の笠ケ岳には時々雲がかかり、シャワーもやって来た。
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結構細長い山頂。下山間際に沢登りを1泊でやって来たワンゲル部員達に出会った。
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下山途中で山頂を振り返る。山ノ神が心配であったが、やはり山頂まで行って良かった。
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間も無く登山口。東黒沢の方から滝滑りの歓声が聞こえてきた。遅くなったが兎に角無事下山。
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