富士・宝永山散策
10月中旬なのに、今年の富士は雪を被っていない。山頂気温は、日中の最高でも０℃を切っており、厳しい冬山状態であることに変わりないが、好天が続きそうな月曜日に富士山へ行くと云ったら、私は行けないの？と山ノ神からクレームがついた。
では、ということで、富士山登山の予定が急遽、富士・宝永山登山に大幅バージョンダウン。出発も重役出勤登山の朝７時過ぎとなった。
●場 所：富士・宝永山
●時 期：平成２４年１０月１５日（月）
●同行者：山ノ神
●時 程：富士宮５合目 0940、第1火口鞍部 1020-1030、宝永山 1110-1125、
第1火口鞍部 1150-1205、山体観測機 1230、富士宮５合目 1300、
家を出た時は、若干霞がかかっていたが、富士が近づくにつれ天気は良くなった。
山麓の水ケ塚駐車場から富士山とその寄生火山・宝永山を眺める。（夏の交通規制の時はここまでしか乗用車が入れない所だ）
急に現れる、月面の様な景色に山ノ神も感動。先を歩く人が芥子粒の様だ。風も穏やか。
山頂方面を見上げる。近くに見えるが遠い道である。
第２火口の草紅葉。
蟻地獄の様な道を登った尾根の突端が宝永山。肩（２７２０ｍ）の先で御殿場口登山道と繋がっている。つむじ風の名所の様だが、今日は至って静穏。
山頂標識で記念撮影。気配りとか謙虚ということを知らない国からの登山者に閉口。
右手の火口壁から轟音とともに落石発生。砂煙が数条走り、まだ一部が漂っている。小学生の皆さん、注意しましょう。
山体観測機（第３火口上縁）から見上げた宝永山。
第２火口と、その上の第１火口との鞍部を見上げる。
第２火口の縁から旧御中道と思しき遊歩道を５合目へと戻る。広葉樹林の中の中々趣のある路であった。
