秋の丹沢、源次郎沢~源次郎尾根 ②

(源次郎尾根下降)
大倉尾根に出ると、尾根道は登山者で一杯。富士山がまっ正面に見える。取敢えず登山者に紛れて花立てまで登る。花立て頂上は通路となっている為、適当な場所が無かったが、道端の手頃な石に腰かけ昼飯休憩をとる。これから下る源次郎尾根も良く確認できる。目標になる、行者、三ノ塔、大山がはっきり見えるので心強い。源次郎尾根全般は概ね進路130度方向、三ノ塔尾根のほぼ中腹を狙う感じだ。
 
雪が見当たらず、夏山の様な富士山。
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花立から眺めた蛭ヶ岳。塔ヶ岳頂上付近は人人人。流石は体育の日、まだ捨てたもんじゃない。
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大山、三ノ塔とこれから下る源次郎尾根(上部)
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大倉尾根を離れ、源次郎沢源頭の岩場へ向かう。小笹が生えた緩い傾斜の道は歩き易い。
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源頭の岩場。道を捜すと、黄色のテープの下にはっきりした踏み跡が付いていた。進行方向は分岐から変わらない概ね105。(ヨウソロー)
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開豁した草地に到着。白く見えるのは戸沢出合の駐車場。200mくらい先の左手に尾根筋が見える。ここはザレの右側から廻り込むように下ると踏み跡が見つかった。当初進路170、直ぐに120へ変針。
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左手の崖縁にあったフジアザミ。ズームを使って写す。
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突然現れた綺麗な草地。(先ほどとは違う、下の草地)山の相対位置から標高は概ね1170m前後。この後樹林帯に入るが古い作業道を確認。方向は130~140。
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檜の植林帯に付けられた古い作業道。九十九折れの下りが続く。全般進行方向は130。
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倒木もあったが、踏み跡を捜して進む。沢音が聞こえ尾根の方向が180に変わるが、見える稜線は表尾根の支稜線。間もなく書策新道に合流した。合流まで花立から丁度1時間。
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戸沢出合の河原で、泥だらけの沢靴を脱ぎ、源次郎尾根(左奥)を眺める。思ったよりあっけない下りであった。
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