高川山、電車でハイキング

高川山(975m)は御坂山地の東端、中央道大月ジャンクションに隣接する山で、直下をリニア実験線のトンネルが走っている。富士山の眺めが良いとのことで、山ノ神と出かけた。選んだのは山ノ神の慣熟に適当な、女坂~山頂~おむすび山の4時間半コース。
 
●場  所:御坂山地・高川山
●時  期:平成24年4月29日(日)
●同行者:山ノ神
●時  程:初狩駅 0905、沢コース分岐 0930、沢コース合流 1010、高川山頂上 1050-1125、
      田野倉分岐 1215、天神峠 1300-1310、花咲 1340、大月駅 1425、
 
自宅を出たのは6時10分、少し早目の電車に乗り、予定していた京王線高尾行に間に合わせた。高尾までは順調。JRへの乗り換えでは久し振りに走って汗をかく。甲府行きの電車は既に登山者で満員であったが、運良く座ることが出来た。登山者で満杯の電車も駅ごとに客が下りて行き、大月では空席が出るほどになった。初狩で下りたのは約15~6人。滝子山へ行くのかと思ったが、予想に反して大部分が高川山へ向かった。
高川山への道は一度線路下をトンネルで抜け、集落の中を進む、随所に案内がある為迷う心配は無い。青空に木蓮が映え、楽しい1日になりそうだ。
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八重桜の下で一寸立ち止る。気温は22度。暑さに弱い山ノ神。若干心配そう。
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線路越しに滝子山が高く聳える。1200m近い標高差だ。道端の畑には、水仙ムスカリ、藤等色々な花が植えられていたが、チュウリップがひときわ目を引いた。里は春爛漫である。
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山道は新緑で一杯。色々な色合いのスミレが足元に現れ、疲れをいやしてくれる。
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富士山が顔を出した。未だ真っ白の雪を纏い大きい。山頂は間もなくだが、気温の上昇とともに靄が湧き、空が霞んできたのが気にかかる。
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た川山頂上は思ったより多くの人で賑わっていた。北に広がる大菩薩の山並みにも雪が消え、
夏化粧へと向かっているようだ。
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山頂にて。撮影前に山ノ神の足が攣ってしまい大騒ぎ。顔も少し引き攣っているかも。薬を飲んで取敢えずおむすび山経て大月駅を目指すことにした。
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リニア実験線が地上に現れ、平地と川を一直線に横切っている。このコースは花が多い。急な斜面の下りが多い中、錨草、春竜胆、山躑躅が目を楽しませてくれる。
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概ね道半ばの天神峠で北側へ直接下りることに変更。落葉の道を下り、中央道大月ジャンクションに出る。高速横を通り20号線に出、大月駅まで暑い酷道を歩く。でも無事終了それが最高。
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