雪の大岳山、上養沢から

大岳山には多くの登山口があるが、上養沢からは未だ登っていない。亡くなった父親に子供の頃連れて行ってもらった思い出の山、大岳山に父親の7回忌を前に登ってみた。コースは御岳沢林道~七代ノ滝~綾広ノ滝~大岳山で、帰路は御岳山~日ノ出山と云うことにした。
●場  所:奥多摩・大岳山
●時  期:平成24年2月1日(水)
●同行者:山ノ神
●時  程:柿平 0935、林道終点 1040-1050、七代ノ滝 1110、岩石園東屋 1140-1150、
     芥場峠 1430、大岳神社 1310-1330、大岳山頂 1345-1350、芥場峠 1430、
     岩石園分岐 1440-1450、長尾平 1520、林道終点 1545-1550、柿平 1625
 
自宅を車で出たのは7時。高速料金値上げの為、甲州街道奥多摩街道を経て五日市へ向かう。丁度通勤通学時間の為2時間半かかって、上養沢バス停奥、日ノ出山登山口の柿平へ到着。ここから先は完全な雪道で、スタッドレスで行けない事は無いが帰りの為に、車をここに置いた。雪道はかなり締まっており、道端にはつららも下がっている。気温1℃。
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林道歩きは1時間強。正面に大岳山への稜線が現れ、左手に滝の音が聞こえると林道終点で、休憩に良い石が鎮座していた、そこから山道。まだアイゼンは必要なかった。
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七代ノ滝は小さな滝で凍結していなかった。下にも滝がある様だが、今は危なくて覗けない。
アイゼンは滝の入口で装着した。
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岩石園への道は急で細い鉄の階段。アイゼンを履き、両手ストックの恰好では登り辛かった。
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岩石園の休憩所。雪だらけの中で、座る場所が確保され有り難い。路は大きく平らな飛び石伝いに川を渡る場所が多かったが、雪に埋もれて確りした雪橋になっていた。
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この辺りが岩石園の由来か?両側に岩が迫る。小さな滝、綾広ノ滝を巻くように上がると御岳山からの縦走路にぶつかり、そこに見慣れた東屋があった。
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芥場峠と云う高岩山への分岐を過ぎると尾根沿いの巻道になり大岳山頂も近いづいてきた。大岳神社前で一本入れる。
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大岳山頂上。少し雪が舞い、展望は今一。父親縁の桧は立派に残っていた。ここまで時間がかかった為、5分休憩のみで下山を開始。
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下りは楽ちんであるが、鎖場もある為慎重に下る。岩石園分岐の東屋で休憩。
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奥の院分岐にある天狗の腰掛杉を見上げる。この後、長尾平展望台から御岳沢林道に直接下りることに変更、日ノ出山経由は諦める。
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林道終点で休みパワーアップ。雪がちらつく中、夕暮れを気にしつつ、下りは35分で歩いてしまった。後は、安全ドライブで帰るだけ。
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