上高地散策

8日目、今日から連休。天気も良さそうなので、昨日延期した西穂高を目指そうとするが・・山ノ神が、調子悪いと云う。腰が痛い・・?そこで、折角なので上高地に目的地変更。6時に家を出て松本ICまでは快調であったが、上高地を目指して国道に入ると車が多い。8時前に沢渡に到着したが、駐車場は車で一杯。カップルの登山者と相乗りタクシーで上高地へ入った。
 
これはタクシーの窓越しに現れた穂高連峰。薄らと雪が懸かっているようだ。
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上高地バス停には9時少し前に到着。河童橋までは川沿いを歩く。山ノ神の調子も戻った様なので、横尾まで行き、屏風岩を眺めることになった。
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明神荘前で小休止。小梨が赤い実をつけ、明神岳Ⅴ峰が鋭く天を突く。お腹が空いた山ノ神は気が荒くなり、そんなの関係無いと、パンをむしゃむしゃ。
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徳澤が近ずくと、前穂高も見え出した。機嫌が良くなった山ノ神と河原でツーショット。
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突然、右手の山の上から怒声が響き、転がり落ちて来た猿軍団。大きな猿1匹を中型3匹が襲っていたが、彼我伯仲。前を歩いていたペアの登山者は驚いて我々の後へ跳び下がってしまった。後ろから来た他の人達も立ち往生。大きな猿が3匹に逆襲し押し返したところで、別の大きな猿が登場。お猿番菅原文太、梅宮達雄、山城真悟等の登場である。猿たちは人間など全く眼中になく、勝手に仁義なき戦いを始めそうなので、我々も現場を後にした。
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今日の目的地横尾には12時半に到着。上高地を出てから3時間半かかった。
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徳澤もテントが一杯であったが、ここ横尾もこんな感じ。道端や、土手の向こうにまで張られていた。40年以上前テントを流されそうになった時のことを思い出した。
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横尾では30分以上滞在したが13時過ぎ出発。屏風岩を眺め、遠く南岳を望みながら、上高地への路を戻った。
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徳澤園の前では往路も休んだが、帰路、樹上に前穂北尾根が見えるのを確認。左手に明神も見える。
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明神からの帰路は右岸の遊歩道に回る。この辺は散策者が多い。
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岳沢への登山道分岐を少し行ったところの小湿原から六百山方向が良く見える。霞沢岳のK1からこの辺りが見えていたので、あるいは霞沢岳かもしれない。
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河童橋の手前で、再度六百山方向を撮影。後から評定しよう。
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河童橋からの西穂高。若干残念な気もするが、まあ良い散策であったと納得する。
バス停到着は16時。帰りの客でごった返していたが、再びタクシーの相乗りで、安く、早く沢渡に戻ることが出来た。風呂にも寄らず、買い物のみで茅野に戻ったのは19時。上高地散策ではあったが行動時間7時間の1日仕事であった。
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