佐武流山、檜俣川の渡渉点

平成23年9月25日(日)、佐武流山・檜俣川渡渉点の状況をレポート。
 
強力な台風15号が浜松付近に上陸したのが9月21日。
22日まで秋山郷は台風に伴う降水現象があったと思われる。
切明温泉に泊まった24日は晴れ、山中は時々曇り。
宿の情報では、ロープが流され使えないらしいと云うことと、
水量が多く渡渉出来なかった人もあったとの事であった。
 
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9月25日7時20分、到着時の檜俣川全般の状況
 
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渡渉点付近の状況(往路)
対岸にロープが見えるが、此方側の端末が落ち込みに呑み込まれている。
 
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宿のお土産品で即製の草鞋を作成。
渡渉点の水深はそれほど深くなく、水勢も中程度であったが、
右手の落ち込みが気にかかる。
草鞋によりロープ無しでも安心して渡れた。
 
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9月25日14時30分(復路)
往路で対岸から投げたロープを受け取ってくれた静岡の韋駄天さん。
帰路も一緒になり、写真を撮らせてもらった。
 
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川を渡ろうとしたのは人だけでは無い。
ヤマガカシが泳ぎ着いたが、往路で私が何回も投げたロープの様に
流れに引き込まれ、白く泡立つ落ち込みに消えて行った。
(おそらくもう上がってこられないだろう)
 
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帰り際に、対岸ののロープにプルジックで付けられた赤いロープを岩にかけ、
此方側の木に結んだループ状端末の一重結びロープの端末にスリングでほどけ止めをした。
取敢えず大丈夫とは思うが、結んだ先が生木とはいえ、極めて心もとない。
長さの関係でしっかりした所に結べないので、水量が多い場合は、別の場所で渡渉する覚悟をもって渡る必要がありそうだ。
白く泡立った落ち込みでは浮力が発生しない為、侮るとヤマガカシと一緒に沈むことになる。
自己責任とは言うけれど、くれぐれもご注意を。
 
追記:本来の渡渉点は我々が通った場所より20mくらい上流の様だ。
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(当初、小生が渡ろうとして諦めた地点付近と思われる)
水量が減少した段階で本来の場所へ速やかに付け替えて頂きたい。