超ローカルな山、カシガリ山

朝から厚い雲に覆われ、外出を諦めていたが、午後から雲もあがり、八ヶ岳が見えて来た。変わった名前で気になっていた裏山のカシガリ山。入口を探ろうと出かけた。5万分の1地形図『諏訪』を見ると、車沢左俣(仮称)沿いにビーナスラインの伊那丸Ⓟへ登る歩道が見られる。これを登って車山スキー場Ⓟを経て帰ろうという予定だ。
●場  所:霧ケ峰・カシガリ
●時  期:平成23年8月18日(木)
●同行者:単独
●時  程:小屋 1410、車沢左俣 1425、カシガリ稜線 1510、カシガリ山 1525-1530、
      伊那丸Ⓟ 1600、スキー場Ⓟ 1645、小屋 1700
車山左俣沿いは歩道と云うより、釣り人の路。長靴を履いてきたのが正解だ。路が不明瞭な場所が多かったが、沢から路が離れるに従いしっかりし、ピンクのテープが現れた。
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緩い沢状の中を左に巻くように進むと、ジグザグに踏み跡が登り、背後に車山のレーダードームが現れた。間もなく稜線で、伊那丸からの踏み跡にぶつかった。
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草原を彩るコーリン
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1616m三角点ピーク?
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カシガリ山(三角点ピーク?)から先程通った路を眺める。(でも、頂上で三角点は発見できず、標識も無かった)
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伊那丸への路は車道の様に2つの轍が見えるが、芒の穂が高くトンネル状態で、足元を見ながら進む。
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帰りは先程の分岐からは下りず、尾根伝いに登り、伊那丸へ向かった。振り返ると先程の三角点ピークが下に見える。
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地形図にある伊那丸からの歩道は全くの廃道。但し電線があり、下へ行く為、何とか進み、車道の終点に下り着いた。
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ここから先はペンション村。紅花の鋸草を眺めながら舗装道を歩き、当初予定したスキー場の駐車場に向かった。今まで歩きっぱなしだったので休もうかと思ったが、あと一頑張り。鹿道を駆け抜けて山ノ神が待つ小屋へ戻った。
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結局、偵察の予定がカシガリ山頂上まで行ってしまったが、ビーナスラインを車で伊那丸まで行き、そこから往復した方が良かったと思う。あとはお薦め出来ないコースだ。