孫と一緒に夏休み ①日原鍾乳洞
梅雨が明け、待望の夏休みを迎えた筈であるが、天気はスッキリせず、戻り梅雨の気配。孫達も夏休みに入り夫々に過ごしているが、中学生から乳児となると一同に会して楽しむのも難しくなってきた。長男一家が企画した夏休み計画に便乗し、長女一家を誘ってみた。目的地は日原鍾乳洞周辺。天気予報は曇り時々雨であったが、穴に入れば濡れないだろう。でも穴から雨が侵入したら等と考えながら、集まったのは孫5人を含む総勢9名。今年の3月に生まれたばかりのピカチュウは勿論初めての穴籠り。
駐車場の真ん中から先は落石で歩行者も進入禁止。奥の広い駐車場が使えず、神社前に車を止めた。
橋を渡ると、鍾乳洞の入り口だが、川の冷たい水と鍾乳洞からの冷気で、辺りには薄らと靄がかかり怪しい気配。
孫達が入口に集結し、出発準備。洞窟内での満一の停電に備えヘッドランプ、懐中電灯の準備も怠りなし。全員用意の長袖を着て出発。
入口付近は風が強く寒かったが、中に入ると丁度良い気温。穴が少し広くなると水琴窟。滴り落ちる水が、溜まった水に落ちる音が微かに伝わってくる。五月蝿い孫達もここでは静かになった。
奥の賽ノ河原から戻ると、新洞と呼ばれる、新しく公開された鍾乳洞に入る。急な階段の上下が続いたが白い石筍等も見ることが出来た。5歳の孫が下り階段で滑ったが、事なきを得た。
駐車場脇の案内板に変わった案内人がいた。昆虫好きの5歳の孫が発見して大騒ぎ。一寸とお気持ち悪いヘビトンボであった。
危ぶんだ天気も何とか持ち、滝への遊歩道を歩く。観光客は意外と多い。
滝は4段60mで、最下段は26mとの事、大きい孫と記念撮影。
今度は全員(長男が撮影)で記念写真を取って戻った。
ところが途中の河原で引っかかり、夫々勝手に川遊び。
川の中の些細な生き物でも孫達にとっては生きた教材。
天気が思わしくない中であったが充実した1日であった。
(然し、帰宅後、山歩きより疲れたとの山ノ神の告白を納得の爺であった)