3ヶ月ぶりの山登り、丹沢・鍋割山

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孫の出産・入学試験、恩師の御逝去等に続いて今回の大震災・大津波。山登りから3ヶ月以上遠ざかっていたが、意を決して山ノ神と出かけてみた。久しぶりなので余り厳しくなく近い所、と云う事で鍋割山(1272m)に決めた。
 ●場 所:丹沢山地・鍋割山
 ●時 期:平成23年5月2日(月)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:県民の森駐車場 0855、檪山 0945-0955、栗ノ木洞 1015、
     後沢乗越 1040、鍋割山頂 1155-1225、二股分岐 1300、
     二股 1420、県民の森駐車場 1440
家を出たのは7時15分、天気は予報に反し、どんよりしている。高速道路は空いており順調に秦野中井ICを下りた。前日は松田町の寄から入ろうかとも考えていたが秦野側に決めたのは出発直前、それもいつもと違う県民の森。以前に一度、ここから歩いている為、高を括ったのが大間違い。道を間違え、到着を大幅に遅らせてしまった。駐車場も直前で満杯になり路駐。平日なのに閑な人間が多い・・と嘆く、最も閑な小生であった。殆どの登山者は二股へ向かったが、今回は県民の森から直接登るコースを取った。新緑の中、菫を見ながら登る路は良く整備されている。約1時間で稜線上の展望点・檪山に到着し初休憩。山ノ神が軍手を脱ぐと左手の甲に赤い小さな血がついており、拭いても止まらない。取り合えずテープを巻いて出発した。稜線は風通しが良く涼しい。栗ノ木洞からは一旦100m下がり、二股からの路と合流するが鍋割山が嫌に高く見える。折角登ったのに・・と、山ノ神は御機嫌斜め。合流点の後沢乗越からは銀座通りで出会う人が多い。花を愛でながら登ること約1時間強で山頂に到着した。今日は空が霞み、富士山等の展望は無いが、風が無く暖かいので救われる。若い登山者が名物・鍋焼蕎麦だけでなく、かき氷も食べていたのには呆れてしまった。(斯く云う私も半袖シャツ1枚だが)30分の休憩の後、小丸から訓練場尾根を二股へ下ることにした。稜線上の樹木は未だ芽吹いたばかりで緑が少なく、冬の名残を残している。尾根の下りは結構急で、膝に来出した頃、二股に到着した。以前増水時に靴を脱いで渡渉した場所には立派な橋が出来ていた。二股には車が数台駐車していたが、我々の駐車場所は更に20分廻り込んだ場所。無事に到着して一休み。累積標高差は約1150m、3ヶ月ぶりとしてはやや応える1日であった。
(山ノ神の手の甲に在った小さな血の塊は丹沢名物・奴の仕業と思われる。気温も上がり、奴(我が家ではピコピコ虫の愛称で呼んでいる)が活躍するこれからは、手を打たねばならない、吸われる前に)