大展望、西伊豆・達磨山

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突然の伊豆箱根旅行、第2日目は西伊豆・達磨山登山。長九郎山も考えたが手持ちの地図が無く、超苦労しそうな感じなので止めた。採用コースは達磨山キャンプ場から金冠山に登り、達磨山を往復するもので、状況により伽藍山まで足を延ばそうと思っていた。後は、天候と交通状況次第である。
●場 所:西伊豆・達磨山
●時 期:平成23年2月1日(火)
●同行者:山ノ神
●時 程:達磨山キャンプ場Ⓟ 1100、金冠山 1135-1150、戸田峠 1210、
   小達磨 1235、達磨山 1305-1330、古稀山 1355、伽藍山 1410-1425、
   小達磨 1525-1535、戸田峠 1550、達磨山キャンプ場Ⓟ 1605
2日目も天気良好、フロントガラスの氷結が溶けかかった9時に宿を出発、一路西伊豆へ向かう。登山口のキャンプ場駐車場は海抜630m。最初の目的地・金冠山までは標高差200m足らず、緩い防火帯を行く。道端の藪の中で時折小鳥が囀るが、コゲラを発見。カメラに収めたものの動きが早く呆けてしまった。辿りついた金冠山頂上からは視界を遮るものなし。富士山、南アルプスは勿論、八ヶ岳も見えている。昨日歩いた箱根西外輪山も沼津アルプスの上にドンと構えている。南アの白い峰々を眺めていると飽きないが既に昼時、軽く第1食事を取った後、本日の目標・達磨山に向かった。尾根沿いの道は快適、馬酔木のトンネルと草原が交互に現れ、大展望の緩い登り下りが続く。上空をフト見ると鷹が1羽舞っている。青空に吸い込まれるような美しい姿だ。何を狙っているのか、南の稜線に消えていった。本日の最高点・達磨山の山頂には1等三角点が置かれ、展望の良さは抜群である。登るときは人の声がしていたが、我々が到着した時は既に先へ進んだ様で、静かな陽だまりが残るだけであった。ここでも大休止。ここまでが本日の最小予定ルートであったが、もう少し先へと云う事で伽藍山まで足を延ばすことにした。車道と登山道が極めて接近し、最後は車道歩きとなったが、どこが伽藍山かと捜しながら歩いた。何と、伽藍山は道路脇の標識のみで、周辺は広い駐車スペースで、気が抜ける思いであった。後は帰路を戻るだけであるが、車道を使うことにした。途中小達磨の巻道は長い為、ここだけは登山道を使用。西に傾きだした太陽の下、帰路に着いたが、富士山は終始上機嫌な姿を示してくれた。この山も箱根外輪山同様ドライブウエイが稜線近くを走っているが、意外と静かで展望抜群であった。この手の山は今まで登山対象にはしていなかったが、案外よいものだ。冬の伊豆半島にはまだまだ楽しく登れる所がありそうな気がする。