富士山吉田口・6合目往復

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梅雨で山歩きをしないと身体が鈍ってしまうが、土日はお決まりの雨。須走口からの富士山往復を考えたが、今年は未だ登山道が開かれていないとの事。仕方なく吉田口登山道の下半分を往復する事にした。浅間神社からの往復が一番すっきりしているが、途中の車道歩きを嫌って、馬返しからの開始となった。山ノ神も同行。状況により山ノ神は途中に御安置し、自分は行ける所まで行く・・・等と考えつつ出かけた。
 ●場 所:富士山吉田口登山道・6号目往復
 ●時 期:平成22年7月5日(月)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:馬返 0940、2合目1020-1030、4合目1110-1130、
    佐藤小屋1215-1235、6合目指導センター1310、スバルライン終点1340-1400、
    佐藤小屋1420、3合目1455-1510、馬返1540
家を出たのは7時半。途中で雨に降られたが現地はまあまあの曇り空。駐車場には車が10台程あったが、殆どが月末に行われる吉田の登山レース参加者。本番前の訓練であろうか。このレース、市役所から標高差3000mを駆け上がる過酷な競走だ。山ノ神とノンビリ出発したが何人かのランナーに追い越された。道は極めて良く整備され、歩き易い。富士講で多くの旅人が休んだと思われる茶店等は全て廃れてしまっているが、当時の歴史を伝える陶器製の銘板が主要地点に置かれ、往時を偲ばせてくれる。今回は展望を全く期待していなかったが、登山道周辺の原生林は素晴らしい。杉かと見間違える程太い落葉松の巨木、初めてであった。富士山は草山・木山・焼山の3つに分けられるとあったが、流石にここは木の山である。花については先々週の女峰山では裏切られた為、あまり期待していなかったが白山石楠花、黄花の山苧環、深山半鐘蔓、舞鶴草等があり、種類・数は少なかったが楽しむ事が出来た。5合目から先は所謂焼山、平日とはいえ人気の登山エリア。法華経を唱える日蓮宗の宗徒達、山頂を目指す団体登山者、外国人観光客等で賑わっていた。賑わいの中を周回して佐藤小屋に戻ると再び静かな木山の世界。歩き易い登山道は膝への負担も少なそう出、ついつい早くなりがちだ。三軒茶屋と云われたと云う3合目には立派な小羽団扇楓があり、深緑の小さなウチワが沢山着いていた。秋はさぞや美しいであろうと思いつつ眺めた。更に下って鳥居が現れると富士山禊所で、馬返の駐車場は目の前だ。