石楠花を期待して、奥日光・女峰山

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 昔、霧降高原から単独で女峰山に登ったが生憎の雨であった。山頂だけが雲海の上に出ていたが、カメラを忘れ記録写真も無し。何時の日か、山ノ神を連れて行こうと思っていた。あれから13年目。6月の梅雨の合間に絶好のチャンス到来。同じ頃の6月、山ノ神と登った太郎山の見事な石楠花トンネルが頭を過る。今回のコースは志津林道から山頂を目指し、帝釈山、富士見峠から志津林道を戻るもの。若干遅いかもしれないが狙いは当然石楠花である。
 ●場 所:奥日光・女峰山
 ●時 期:平成22年6月25日(金)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:ゲート付近Ⓟ 0610、馬立 0655、日光分岐 0710-0720、          水場 0830、鹿沢小屋 0850-0905、女峰頂上 0945-1015、
     帝釈山 1055-1115、富士見峠 1215、馬立 1330、Ⓟ 1410
東京を前夜発。2時間半で光徳駐車場に入り仮眠。朝食後、光徳を出発、20分で志津林道ゲート手前の駐車場に到着(200m程手前へ戻る)。山の準備をしてゲートを潜り登山開始。暫くは林道歩き。赤のドーダンツツジレンゲツツジが目を楽しませてくれる。馬立から右へ標高差80m下り、沢を渡った所で休憩。
ここからが本格的な登山だ。道は巨大な砂防ダムが続く沢の右岸・樹林帯登る。黄色のコメツガの新芽が瑞々しい。途中石楠花を捜したが殆ど花が終わっている(ガッカリ)。それでも上の石楠花に期待。道が山腹を巻き、大きなガレ沢を渡ると冷たい水が豊富に湧き出ていた。小屋の水場にもなっているが、小屋までは急登が続き結構な距離であった。小屋では先行登山者と情報交換。富士山も確りと見えている。小屋から先は標高差240m、ガレ沢源頭部を落石に注意しつつ登ると360度の展望を誇る女峰山頂上に到着した。尾瀬方面の展望が素晴らしい。浅間や筑波も見えている。狭い山頂はやがて人で一杯になった為、帝釈山へ向け出発。狭い岩尾根が続き南アルプスの尾根道を彷彿させる。岩陰や沢ノ源頭はお花畑になり、楽しませてくれる。帝釈山からは今まで隠れていた太郎山が目の前に出現。帝釈山では小休止。早めに出発したが、山ノ神の足が妖しくなり、ゆっくり下る。樹林帯の下りは石楠花目線。然し花は発見出来なかった。降り立った富士見峠からは林道歩き。馬立から先は朝通った道。男体山の山頂には薄雲が懸かり始めていた。林道に入ってからは俄然元気が戻った山ノ神、次は真名子か男体か。