再び静けさが戻る村

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 就寝中、頭から2m足らず傍の雨戸・戸袋を叩くアカゲラのドラミングに叩き起こされ、高原へ祭りへと出かけた楽しい日々は早くも過ぎ、東京へ戻る日となった。結局、小屋整備は中途半端で終わり、後はやらず仕舞い。荒れている通路を簡単に補修した後、山菜探しの為裏山に出かけてみた。小屋を出て直ぐ、荒廃した林道跡の倒木の下に狸の番いを発見。距離は約4m。1頭は直ぐ逃げ出したが、もう1頭はうずくまって動かない。狸達を驚かせてしまった様なので、静かにその場を離れた。(残念ながらカメラは持ち合わせていなかった)山菜の収穫は蕗の萄、数個だが十分だ。帰宅前、外へ出ると薄闇の中、梟がホ―ホ―と低く鳴いていた。この村にも色々な自然の息吹を感じる事が出来る。連休を楽しんだ人間達は都会へ帰るが、本来の住人達に静けさが再び蘇り本来の村に戻るのであろう。