ヒカゲツツジ咲く坪山から奈良倉山

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カタクリが咲く山をネットで探しているうちに偶然知った山が坪山。ヒカゲツツジが咲き、最近有名になっているようだ。明日の天気予報は晴れ。行程が短いので、奈良倉山まで歩き、鶴峠から登山口へ戻る周回登山を計画した。
 ●場 所:大菩薩・坪山~奈良倉山
 ●時 期:平成22年4月14日(水)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:飯尾駐車場0725、ベンチ0815-0825、坪山0855-0905、
     C1160峰0950-1010、主稜線林道1030、奈良倉山1200-1215、
     鶴峠1300、飯尾駐車場1430
ツツジが咲くシーズンは平日でも混みあうとの事であった為、0555自宅を出発。環7・中央道共に順調で0715飯尾の駐車場に到着。車は1台しか無く空いている。準備中に車が2台来た為、早々に出発。上流の橋を渡った先から登山道が始まる。ここには綺麗な手洗いもあり、桜とカタクリが見送ってくれた。(幸先良し)直ぐ先で道が2つに分かれ、右手の西尾根コースを取る。川沿いの崖道と古い木橋を通過すると植林帯の登りになり次第に傾斜が急になってくる。まず現れたのが可憐なイワウチワ。イワカガミに似ているが葉は小さく花は少し大きめ。淡い紅白色が中々良い。暫くすると本命のヒカゲツツジが登場。小さめの黄花石楠花が高めの位置に咲いている様だ。途中の手作りベンチ辺りが花の密度が濃く休憩を取った。痩せて急な尾根道が続くが、山頂が近づくとイワウチワは無くなり、イワカガミの群生地になったが開花は未だであった。ロープが付いた滑りやすい急斜面を越えると狭い坪山山頂だ。富士山が青空に映えて白い。これから行く奈良倉山を始め奥秩父・大菩薩の山々が一望に見える。先行者は途中我々を追い越した2名だけ。静かな山頂であったが、奈良倉山はまだ遠い為、まだ蕾のヒカゲツツジに別れを告げ出発。奈良倉山~権現山の主稜線までは一旦急に下り、目の前に大きく見える1160m峰を越えていく。ヒカゲツツジは下りきる少し前迄咲いていた。1160m峰で第1昼食。そこからは感じの良い落葉の道がゆっくりと続く。主稜線近くで、1160m峰を巻く道があったことに気づいたが後の祭り、尾根を忠実に辿ると主稜線に到着、林道が走っていた。奈良倉山直下迄続く林道は迷うことなしの歩き易い道であるが、高低差があり結構疲れる。途中で第2昼食を取ったが奈良倉山到着時、山ノ神は疲れて不貞腐れ歩き。鶴峠へ下る斜面はカタクリの群生地で未だ少し早い気もしたが適度に楽しませてくれた。山ノ神も下りで元気回復、鶴峠からの車道歩きも休み無しで行ってしまった。長い車道歩きであったが、途中に咲く桜や水仙、道端の土筆、村の景色等飽きることなく。最後の飯尾集落の桜も見事であった。