鋸山・初めての房総ハイキング

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冬場の定番は富士山周辺の雪山か丹沢、奥多摩辺りの日溜り歩きと決まっていた。今回は海を越えることにした。海とは東京湾、これが意外にハードルが高い。往復の時間・経費を考えると大赤字で、且つ登る山が無い。千葉県民には怒られるが房総半島のイメージはゴルフ場銀座、渋滞、暴走族と云った所で何かオドロオドロしい感じである。但し今は冬、房総族も少なく暖かいのでは?と初渡海ハイキングとなった。家からは交通大障害帯の都心部を避け、海底トンネル経由で鋸南町へまっしぐら。裏鋸と言われる林道口から山頂(三角点)に登り、日本寺の表参道を下る周回コースを採った。

 ●場 所:房総半島・鋸山
 ●時 期:平成22年1月16日(土)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:元名海岸0850、林道口1015、鋸山頂(三角点)1050-1055、
     新展望台1115-1135、石切場跡1155、展望台1215-1240、
     日本寺表門1330、元名海岸1345

辿りついた駐車場は海水浴客用の無料駐車場。手洗いは監視小屋の中に在って便利。今日は東京湾の塩水に手を付けてから出発。然し異常に寒い。日本寺表口を左に見て小峠を越すと高速道が見え、指導標に導かれ林道に入った。荒れた感じの林道の先には採石場があり、寒々とした風景。水仙畑?が道端にあったが何と無く元気が無い(ここも不況の影か?)林道の峠に当たる林道口からは尾根道となった。天気良好、太陽燦々。であるが椎の木が覆い太陽の御利益にあり付けない。北風の中、寒さを我慢しつつ登る。途中で金谷方面からの沢コースを右に分け、急な階段を上ると山頂(三角点)に到着した。今日は今まで誰にも会わなかったが、ここで単独登山者に出会う。寒いので日向を求め更に進み新展望台(東京湾見晴台)で昼食にした。富士山は一部であったが、三浦半島一円の眺めは素晴らしく、懐かしい風景に暫し浸った。ハイキングコース山頂とされている展望台は指呼の距離である。然し道は直進では無く、石切場跡である山頂北側岩壁の基部まで下り、金谷からの登山道に合流。百尺観音の手前に陣取る関所・日本寺北口で参観料を払い、石の階段を登ってやっと展望台に到着した。ここは将に観光地。犬連れまで大挙して来ている(山ノ神は猫の化身?で犬嫌い。が、八犬伝の地、致し方ない)地獄覗きで記念写真を撮ってのんびりした後、観光用絵図を片手に石仏群を見ながら下った。途中、東口近くの紅梅が咲き始めで良い香りを醸し出していた。ここからは再び人気が無くなり表門から海岸に出て駐車場に戻った。今回の房総登山は、思ったより寒く又歩き甲斐があった。更に我が家から近かった。今年の冬は房総の虜になるかもしれない。(帰路も同じ経路で1時間20分で到着した)