八ヶ岳・峰の松目~天狗岳(1)

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 八ヶ岳の名前の由来は、多くの峰を表すと云う説と実際に8つの峰を指すという説とがある様だ。私自身は八又の大蛇や八百八町同様、八は『多』を表す言葉だと思っている。八峰説では西岳、網笠山、権現岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、峰の松目(又は天狗岳)と云うことになっているらしい。今回の山歩きは桜平からオーレン小屋を経て、峰の松目~硫黄岳~天狗岳を一周する計画。未だ登ったことの無い『峰の松目』が隠れた(本当の)目的地。後は山ノ神の調子次第で行ける所まで行くのが、今回の山行だ。

 ●場 所:八ヶ岳・峰の松目~天狗岳
 ●時 期:平成21年10月15日(木)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:桜平0825、オーレン小屋0945-0955、峰の松目1040-1055、
      硫黄岳1205-1215、夏沢峠1245-1300、箕冠山1330-1340、
      天狗岳1415-1430、箕冠山1500、オーレン小屋1520-1530、
      桜平1610

今日の登山口・桜平は西岳登山の際の舟山十字路より近いと思ったが、小屋から45分も掛かり、予想外の時間を要した。桜平からは道路良好、天気も良好で、コースタイムぴったりの80分でオーレン小屋に着いた。ここから4方向に道が延びているが、最右翼、峰の松目への道を選ぶ。樹林の中の道は良く整備され、樹間に八ヶ岳の主要な峰々が望まれる。但し雲が去来する為、山頂部が白く覆われてしまうのが残念。急な登りの後、緩やかに奥へ進むと峰の松目の頂上であった。展望は全く無いが西岳以上に静かな山頂だ。少し戻った後、稜線上を歩き硫黄岳を目指す。横岳の大同心・小同心岩峰が指呼の間だ。雲に覆われていた硫黄岳山頂であるが、到着時はすっかり晴れ上がり、爆裂火口を間近に垣間見る事が出来た。平坦で隠れるものが無い硫黄岳山頂は風が強い為、昼食を中止。夏沢峠まで下りることにした。(峰の松目~天狗岳(2)へ続く)