富士山・積雪状況偵察

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 富士山をスキーで滑ってみたいと思いつつ、今年も叶わず間もなく夏山シーズン。来年に備え積雪状況をチェック、ということで出かけたのが今回の山行。実は富士山には40年以上前、学生時代登って以来、初めて。滑ろうと思っている富士宮登山口から登ってみた。

 ●場 所:富士山
 ●時 期:平成21年6月19日(金)
 ●同行者:単独
 ●時 程:富士宮新五合目0720、七合目0810-0820、八合目0915-0930、
      九合五勺1020-1030、奥宮1100-1105、剣ケ峯1125-1150、
      奥宮1200、八合目1250-1310、新五合目1415

 0510自宅を出発、御殿場まで1時間。スカイラインから見た富士はしっかりと雪を纏い美しい。富士宮口正面は上部に雪はあるものの他のコースと比べると雪は少ない、晴れて山頂部が見えているが南側に出来た積雲が山から少し離れて存在するため太陽の照り付けを抑え歩き易い。(助かる)七合目小屋で一度雪渓を渡り、その後も時々雪が現れたがアイゼンを装着したのは八合目から上。頂上に向かって先行者が芥子粒のように登っている。九合目付近ではブルドーザーによる雪除け作業も行われていた。八合までは比較的快調であったが、その後ペースダウン。奥宮手前の鳥居に到着する直前は二十歩歩いては立ち止まるという状態。頂上には吉田大沢をシールで登ってきたという人にも出会ったが、今回はやっと登ったという体たらくであった。休む中に雲が山頂部を包み始めたため早々に下山を開始。八合目から下は雲中であった。登山口も深い霧の中で、訪れた多くの観光客が何も見えないと不満そうであった。今回のコースは標高差1400m。何回か登った羊蹄山のイメージで3時間少しで行けるかと思ったが甘かった。高度が高く空気が薄い所為か、それとも老いたのか(あまり考えたくないが)要反省の登山でもあった。でも天気に恵まれ良かった。