御坂・節刀ケ岳、菖蒲さがし

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 昨年7月1日、菖蒲で有名な南アルプス前衛の櫛形山に登った。期待した菖蒲は鹿にやられたのか全く無かった。ブログで探したところ御坂・黒岳にも菖蒲があるとの事(ヨッシャ!)今年はここ、と決めていた。梅雨の合間を縫っての山行であるが、新道峠というチョンボコースをブログで発見。(標高1530mまで車で上がれる)ところが菖蒲があるといわれる大石峠と黒岳の中間地点。仕方なく黒岳、大石峠それぞれを往復、場合により何れかを往復という融通無碍というか、好い加減な計画となった。当てにならない天気予報は曇り。(意外といいかも)霧雨の中でも強行するという条件で出かけた。

 ●場 所:御坂・節刀ケ岳
 ●時 期:6月13日(土)
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:駐車場0840、新道峠0845、中藤山0910、不逢山1010、
      大石峠1020、節刀ケ岳1135-1200、大石峠1245、中藤山1350、
      新道峠駐車場1425、

 自宅を0615出発。八王子までは混んでいた中央道も相模湖を過ぎると快調。一宮御坂ICから鳥坂トンネルを抜け芦川村に入る。途中の草原を観ると菖蒲がチラホラ。これは期待できるかも!峠の駐車場は狭く6台程度のスペース。先行者が3台あった。峠までは230歩、5分弱。どちらに行こうか迷ったが天気も良くなり、富士もボンヤリ見えている。まず大石峠。爾後目標変換。目標、節刀ケ岳ということになった。涼しい風が吹く好ましい尾根筋にはドウダンツツジ、ウツギ、山ツツジが咲き乱れる。三角点のある中藤山から小さい上り下りをくり返し大石峠へ。ここが今日の最低位置である。小さな草原であるがそこそこに菖蒲が咲いている。最盛期と言っても良いのかもしれない。あまりゆっくりも出来ず先を急ぐ。昨年登った十二ケ岳が近づき、後ろに見えた頃、山頂に着いた。数本の檜が陽影を作ってくれている。天気は予報に反して良くなったが暑い。蝉しぐれも夏のようだ。羽虫が若干うるさい為早々に退散。新道峠まで往路を只管戻った。出会った登山者は3組5人。遠望は利かず南アルプスの白い峰は見えなかったが上出来の登山であった。大石峠にはキスゲの蕾があったので、半月もすれば黄色い花が覆い尽くすのであろう。