新雪の北八ケ岳

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 ●日 時:平成20年11月1日(土)
 ●場 所:北八ケ岳・ニュウ~中山~高見石
 ●同行者:山ノ神
 ●時 程:白駒池入口1010、ニュウ1140-1220、中山1310-1330、
      高見石1425-1440、白駒池入口1525

 蓼科2日目は小屋の屋根に積もった落葉落としの予定であったが、思わぬ晴天に決心変更。とりあえず北八ケ岳に行くことにした。目標は未登頂のニュウ。夜に降った雨が2000m以上では雪だったらしく、山は俄かに雪景色。麦草峠付近の路面は一部白くなっていたが、何とかクリアー。白駒池入口の駐車場で身支度を整え出発。森の世代交代が進む樅の森は、薄っすらと雪に覆われ神秘的。ニュウへの道では思わぬ先行者の足跡を発見したが、出会うことは出来なかった。小さな湿原を通過し雪道を辿ること1時間半、ニュウ頂上に到着した。頂上は風が強く、霧氷・樹氷が初冬らしい景色を醸し出していた。頂上岩峰からの眺めは最高で、昨日登った御座山も真東に見えている。風が当たらない鞍部の南面で休憩、昼食の後、中山に出発。歩きやすい道が山頂へ導いてくれた。中山山頂は残念ながら樹林の中であるが、僅かに北に歩いた場所に展望点があり、素晴らしい景色を提供してくれた。高見石へは緩やかな雪道の下り。薪の煙と匂いがし出すと間も無く高見石小屋の前に出た。高見石から見下ろす白駒池は格別。写真と休憩の後、白駒池への最後の下りにかかったが、雪が凍結し、つるつる。今日一番の難路となっていた。静寂に包まれた白駒池は気温0℃で、池の畔が凍りかけている様にも見える。帰り道が心配になり、急いで駐車場戻ったが、幸い道路は乾いており、安全に我が家へ戻る事が出来た。明日は屋根上のバイオリン弾きならぬ、屋根上の作業員である。