ニセイカウシュペと富良野岳原始ケ原

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【第13】北海道の山の代表といえば大雪山。しかし3回目の札幌在住間、大雪山系は殆ど立ち入らなかった。例外は11月・シルバーウイーク恒例の上ホロカメトク山、雪上訓練(3回)と2月の層雲峡銀河の滝アイスクライミング体験。その他がここに上げたニセイカウシュペと原始ケ原だ。ニセイカウシュペに出かけたのは平成13年9月23日。天国への階段といわれる美しい滑滝があるニセイノシキオマップ沢の遡行が目的であった。前日、夜遅く層雲峡の沢筋に幕営。朝、起床してびっくり。周囲は真っ白な銀世界。天国への階段は地獄への階段と化し、沢登りは止む無く中止。北見側の一般コースから山頂に登ることとなった。山頂部は積雪が50~60Cmにも及び、遡行断念が正しい決断であったと納得。予想外に早く下山したため、林道の途中で発見した柳茸(ヌメリスギタケモドキ)採りに皆熱中。沢で使う筈であったザイルが茸採りの木登り用具として有効活用されたことが思い出される。(めでたしめでたし・・・?)もう1件の原始ケ原は平成14年6月22日、我が家の山ノ神殿の御来道行事の一環として出かけた。当時流行った『北の国から』の舞台、麓郷の東奥、富良野岳の南に広がる高地が原始ケ原だ。帯広在住時、スキーで富良野岳に登り、この原始ケ原に向かって滑った事はあったが、現地を歩くのは初めて。原始ケ原の湿原に木道は無く、尾瀬ヶ原の様な所を嵌まり込まないように歩く事が最大の注意事項であった。アイヌ先住民族と言われる山ノ神そっくりのコロボックルも現れ、楽しい旅であった。この自然を何時までも残したいものだ。翌日は富良野岳に登ったが生憎の霧。山頂に到着した頃には雪が降り出し、咲きそろった高山植物も身震いしていた。雪の山頂で笠を差して歩いたのは我々だけ(道産子は笠を差さない)。証拠写真を添付。